【あらすじ】と【登場人物】

【第二章 あらすじ】

　戸山と七原が教室に帰ると、そこでは騒ぎが起きていた。

　担任の早瀬によると、授業中にいきなり戸山の鞄から煙が出だしたのだという。

　誰にも犯行が不可能だった状況から、戸山はそれを発火能力によるものだと判断する。

　発火能力とは、つまり能力者の強い破壊衝動の現れであり、能力の中でも危険なものである。

　その為、戸山達は慎重に証拠を積み上げながら、調査を進めていくのだが……。

【第二章 登場人物】

　戸山（とやま）望（のぞみ）：主人公。嫌われ者。

　七原（ななはら）実桜（みお）：戸山のクラスメート。元能力者。

　寺内（てらうち）奏子（かなこ）：委員長。

　上月（こうづき）優奈（ゆうな）：双子の姉。攻撃的。

　上月（こうづき）麻里奈（まりな）：双子の妹。あざとい。

　遠田（とおだ）彩音（あやね）：戸山の元クラスメート。

　早瀬（はやせ）繭香（まゆか）：教師。戸山のクラスの担任。

　岩淵（いわぶち）勝久（かつひさ）：教師。学年主任。

　藤堂（とうどう）紗耶（さや）：戸山のクラスメート。