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拒絶の幼馴染  作者: ひゃるる
198/200

198、連携プレイ

 「あっ…」


 高橋と別れた帰り道。俺の数歩前で陽葵と盛り上がっていた朝香が、何かを思い出したかの様な声を出した。

 それに陽葵も気づいた様で、朝香の顔を覗き込んだ。


 「朝香?」


 「え?あ、ううん、ごめん」


 「何かあったの?」


 そう言って本気で心配そうな顔をする陽葵。

 それを見て呆れた様な、それでいて少し嬉しそうに苦笑する朝香。

 雰囲気から察するに、あまり重大な問題ではなさそうだ。


 「ほんとに大丈夫。お母さんに買い物頼まれてたの思い出しただけだから」


 「いや、それなりに大事じゃん」


 思わずそうツッコミを入れてしまった。

 ポケットからスマホを取り出し画面を見る。表示されている時刻は十八時四十分。陽はもう落ちかけている。


 「ちなみに…内容は…?」


 「……今日の晩御飯の…おかず…」


 「oh…」


 めちゃくちゃ大した事じゃなきですか。

 誰だよさっき「雰囲気から察するに…」とかほざいてたやつ。俺だよ。恥ずっ!消えてなくなりたい!


 「あはは…そういうわけだから、二人は先に帰ってて」


 「なんかメモとか無い?」


 俺のその言葉に、朝香はキョトンとした顔をする。かわいい。


 「え?あるけど…まさか…」


 「んじゃ貸して。走って行って来るわ」


 「やっぱり!そ、そんな事させられるわけないでしょ!私の責任なんだから!」


 「もう遅いし暗いし、女子一人放っておけるわけないだろ?」


 「まだ七時前でしょ?!」


 「かわいい子が遅い時間に外歩いてたら不審者が寄ってくるでしょ?!」


 「う、うるさい!そんな面と向かって言わないで!」


 「ほれほれ〜そのメモ用紙を大人しく渡しなさ〜い?」


 「ダメ!」


 恐らくメモが入っているであろうバッグを抱き、俺から一歩、また一歩と後ずさる朝香。

 あれぇ?おかしいなぁ?なんか俺が悪者みたいになってない?解せぬ。


 「まぁまぁ二人とも落ち着いて。食材だったらうちの分けてあげられるかもだからさ。とりあえずあたしにメモ見せてくれない?」


 「う、うん…」


 そう言って渋々メモ用紙を陽葵に渡す朝香。

 陽葵がメモを見ている間も、決して俺に見られない様にチラチラと此方を伺う朝香に涙が出て来る。


 「うーん…うん!ないね!旭行ってらっしゃーい!」


 メモに書かれていたものが家にない事を確認した陽葵はそのメモを俺に向かって放り投げた。


 「よしきた。ではさらば」


 「ちょっと?!」


 メモを受け取った俺はすぐにその場から走って離れる。


 「あさっ…も〜!ひ〜ま〜り〜!」


 「こうでもしないと話進まないでしょ?後、旭が『使ってくれ』って言ってるんだから使ってあげなきゃ」


 「そんな人を物みたいに…」


 走っている間、後ろからそんな話し声が聞こえてきた。

 陽葵の言い方は気に食わないが、とりあえずそこには触れずにナイスとでも心の中で言っておこう。

 どうも、気がついたら雪がなくなっていました。ひゃるるです。

 最近気づいたんですけど…小説書くのって楽しいけれども難しいですね(は?

 だが、それがいい!(謎

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― 新着の感想 ―
[良い点] エタってない(^^) [一言] 更新ありがとうございます。 久しぶりに旭たちに会えて嬉しい(^^) どうか焦らず、旭たちの、そして作者様のペースで進んで戴ければと思います。待つだけの価値…
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