表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
命改変プログラム  作者: 上松
前に進む為のyの解編
2778/2787

115

 あまりに先にゲートを作ってしまうとさ、そこから逆にここに月の部隊が進行してくる……とかなりかねない。きっとちゃんとできてるか、確かめたりはしてたと思う。それに月のどこに出るか? とかも確認したほうがいいだろうからね。

 やっぱり位置は大事だ。それに自分たちがどこに出るか? ってのは知っておいた方が良いだろう。それによって作戦とか変わってくるし? どういう風に動くか? とかね。もしも敵の眼前に出るのなら、心構えだって必要だろう。ゲート開いた瞬間に突撃するのなら、それはもうあの月の街の中とかって可能性もある。

 でも……


「今からゲートをつなげるということは、気づかれない場所にゲートを作るということでしょうか?」

「そうかもね。あらかじめ良い所をテア・レス・テレスは探してたのかも」


 ゲートは当然だけど、入るところと出る所が必要である。実際会長のやつが僕と同じ方法でゲートを作ってるのか? はしらない。一応説明はしたけどね。だからそれを使ってるとは思う。でも僕のゲートは入るところはそこそこ自由だけどさ、エリアへといくルートを開拓しただけだったんだよね。もちろん応用でどこにでもゲート作れるかもしれないけどさ……


 そんな簡単なものでもなかった。だって簡単に作れるのなら、僕はあらかじめ自分だけのゲートをいろんな所に作りまくるし? よく行く所とかさ。そうした方が便利だ。けどどこにでもゲートを作るのは難しかった。

 だってゲートはシステム的にちゃんと番号が振られてるわけで、そして個人のアカウントは運営によって管理されてる。ゲートを他のゲートとつなげるにはそういう番号が大切だった。

 ゲートの数はシステムで厳密に管理されてるしね。いつもそこにあるゲート……を複製することはできなかった。そんなことしたらシステムに弾かれるからな。下手したらアカウントバンされるかもしれない。


 でもそれでも、扉とエリアへのつながりは作れた。そこは穴として見過ごされてるみたいだ。特定の個人ならってことなのかもしれない。それにエリアへの扉は元々システムによって確立されてるからな。

 そこに割入りように僕が作ったゲートを割り込ませる……というのはできた。けど今回のは違うよな。全く新しいゲートをつなげてる。それって……どうやってるんだ? 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ