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ミックスジョブオンライン〜ラノベ作家はネタ集めの為賞金付きVRMMOに不遇職で挑む  作者: モトマル
4月3日①お米探しと満腹度実装

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209.【見習い開拓者】解放と報告役

=====================================

【木こり】

樹木の伐採・植林に関する行動に補正

経験値補正:木こり系の行動1.5倍、戦闘0.8倍

※サブジョブセット時は、それぞれ数値より0.2ポイントマイナス


【文武両道】

全ての行動で経験値を獲得

メインジョブセット時:戦闘・生産共に0.9倍

サブジョブセット時:戦闘・生産共に0.8倍


【見習い開拓者】

開拓系の行動に補正

経験値補正:開拓系の行動1.5倍、戦闘・生産0.8倍

※サブジョブセット時は、それぞれ数値より0.2ポイントマイナス

=====================================


「ふむふむ。【木こり】と【文武両道】は見習いの時から文面は変わらず。そんで【見習い開拓者】は解放条件的に【文武両道】に似た性能&開拓作業でボーナス追加か」


転職後にホームへ戻った俺は安楽椅子に座りながら、ジョブ特性を確認していく。

ちなみに【見習い木こり】を上限まで上げた事でサブジョブを新しく選べるようになったのだが、今回はスルー。手持ちのジョブが増えて管理が難しくなってきたので、司書系とシナジーのありそうなジョブの情報が手に入るまでは放置することにしたのだ。


(ふぅ、確認終了!次は要約新聞作成やな)


ステータスチェックを終えた後は、普段のルーティン作業の再開だ。俺は放置していた新聞を読み、要約新聞を作成。そしてノア・タイムスの作業部屋へと向かい100枚ほど印刷した。


(要約新聞はこれでヨシ!でもMPが200以上も余ってるし、どうせやしアマネに納品する前に、ここで依頼受けとくか)


そうと決まれば善は急げ。俺は受付のコビーから新聞の印刷依頼を受けてMPが空っぽになるまで【5枚刷り】を連打する。その甲斐もあり300枚の新聞に加えて司書のレベルが13へ上げる事ができた。

印刷が終わった俺は印刷完了分をコビーに報告した後、アマネの露店へ要約新聞の納品の為に直接向かう。そして搬入作業の中【見習い木こり】を卒業した旨を伝えた途端に、彼女から口を塞がれ小声で注意を受ける。


「これ以上はストップです!もうバレバレとはいえ、メンバーのジョブ構成は機密情報ですから」

「確かにそうやな。失礼した」

「いえ。それよりクランコールの方へ報告お願いします」

「ああ、あれの件もあるしな」


よくよく考えたら、冒険者ギルドからクランメンバー全員【見習い開拓者】になれば、開拓者用の依頼をしてくれると言付けされているのだし、俺の転職は最初に報告するべき事だろう。

それに気付かされた俺は、アマネと別れてホームヘ戻ると大急ぎで【見習い開拓者】を解放した旨をコールに流した。

ユサタク:この辺で祝福のメッセージは終わりにしよう。

セキライ:たしかに『おめでとう』だけでログを埋めるのは勿体無いっすもんね。


みんなからの祝福コールの滝がクランコールを埋め尽くした後、ユサタクは話を区切り話し合いの下地を作る。


ソーイチ:聞かせて欲しいんやけど、他のメンバーの進捗はどうなん?

ユサタク:もちろん、全メンバー解放済みだよ。

フワフワ:積極的に伐採ツアーを開いたおかげで上がるのも早かったんですよ〜。


ソーイチ:流石トップクラン様やな。じゃあ次はギルドに試練達成の報告せなあかんけど、その役俺がやってええか?

ユサタク:いいのか?新ジョブ解放後とか、出来る事・やりたい事が増えてるだろ。

ソーイチ:そのやりたい事の中に、冒険者ギルドのお偉いさんとの面談が入ってるんや。だから気にせんといて。

ゼロ:冒険者ギルドとの面談ですか……。あっ、昨日言ってたアース米を探るつもりなんですね。

ユサタク:ああ、それがあったか!


俺の思惑を読み切ったゼロの発言に、納得の声を上げるユサタク。


ソーイチ:今回の【見習い開拓者】関連のやつは、報告やご褒美を考えると、希望すれば個室で報告できそうやん?

ソーイチ:他のプレイヤーに知らせずに、アース米の情報聞き出すにはピッタリやと思ったんや。

セキライ:そうっすね。それに、ぶっちゃけソーイチさん個室に案内されすぎなんで、逆に目眩しになりそうっす。

アマネ:確かにソーイチさんなら個室に案内されても、またかってスルーされる可能性までありますもんね。


ユサタク:ははは、確かにw

ゼロ:ではソーイチが報告&調査をするとして、アース米の聞き方はどうするつもりなんですか?

ソーイチ:うん?素直に教えて〜って聞くつもりやねんけど、これじゃあかん?


ゼロ:聞く時の熱量次第でソーイチや【ユーザータクティクス】だけに収まらない可能性があるなと思いまして……

ユサタク:ああ〜、プレイヤー全体に有用な作物と判断されたら、主導権を奪われる可能性も出てくるか。

ソーイチ:ええ!?この話って、そこまで考えないあかんレベルか!?


理屈はわかるのだが、話し合いの段階でそこまで読み切るゼロの考察力に震える。

そんな俺の驚く感情とは裏腹に、クランコールではどうすれば個人的な好奇心レベルだと伝える事ができるのか、大小様々なアイデアが飛び出たのだった。

次回は1月4日(日)午前6時に更新予定です。


ブックマークや評価・誤字報告していただきありがとうございます!!

今後とも本作をよろしくお願いします。

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