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#7,真に恐ろしきは〝日常〟の中に。 7-1




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



「――うごはああああぁぁああっっッッッ!!!?????」


「ま、魔王!? ――どうしたのじゃ! しっかりするのじゃ!!」

 ――突然の奇声と共に床に倒れ、胸の辺りを苦しそうにかきむしり、もがく魔王様……その姿を見て、霊王様は慌てて駆け寄った。

 しかし、さらにその反対側で、神王様が――

「ぐぼあぁっっ!!? ――な、何だ!? 〝灼ける〟!!? 身体が! 俺の身体が、〝内側〟から!! うおあああああああぁぁあああっっっ!!!!!」

「な、なんじゃこの〝症状〟は!? 身体が〝内側から灼ける〟じゃと!? いったい何が起こっているのじゃ!!? ――お、おいエル!! お前、いったい〝何をした〟!!!???」

 悠久の時を生きる霊王様にも、まるで見当もつかないこの〝症状〟……〝災厄〟。

 それを〝王〟たちの下へ〝招き入れて〟しまったことに今さらながら気がついた私は、次の瞬間……思わず、床に尻もちをついてしまった。


「ご……ごめん……なさい……ごめんなさい!! わ、わた……し……!!!!!」


 ――なぜ、こんなことになってしまったのか?

 それは、今からほんの〝数時間前〟のこと……何ということのない、普段の〝日常〟から始まったことだった……。


 〝四時間前〟。十五時…………。





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