第七十話・飲水思源、人は武士って(両親のひ・み・つください)
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久しぶりの学校を堪能。
かーらーの、魔法の箒でエクセレント帰宅。
またベランダから入ろうとしたんだけれど、祐太郎が家の庭に着陸して、塀を越えて帰ればどうかと言うのでその案を採用。
真っ直ぐに祐太郎の家の庭上空に到着すると、庭の一部が整地されてあり、まるでヘリポートのような模様ができていた。
その真横では、祐太郎から連絡を受けたらしいおじさんが、俺たちに手を振っている。
「……なあユータロ。おじさんには透明な俺が見えているのか?」
「いや? 確か見えていないはずだが……ああ、目に魔力を集めているみたいだな」
あー、それは見えるかもしれないなぁ。
俺から魔導具をもらってからは、祐太郎の指導の下で魔力循環とかの練習をしていたらしいから。
そのままゆっくりと着地してから実体化すると、おじさんが嬉しそうだ。
「浩介君、この庭はどうかね? ここからなら人目につかずに飛んでいけるだろう? それと祐太郎に魔力循環を教えてもらったのだよ!!」
自分の両目を指差して嬉しそうだ。
まあ、素人としては充分な魔力の練り具合だな。
「体内魔力保有量は普通の人の倍程度ですね。しっかりと目に魔力を集めるなんて、かなり練習したようで」
「妖魔を見るのには、これが一番早いと教えてもらってなぁ。わしは闘気とやらには縁がなかったようじゃが、魔力はあるようじゃから」
それが血筋なのかどうかわからないけど、確かにおじさんの魔力はそこそこに高まっている。
でも。実際に魔法が使えるかというと無理らしい。
魔導書もないし秘薬もない。
そもそも、魔導書の材料が俺たちの世界じゃ手に入らないんだから仕方がないよなぁ。
いっそ、魔導書の製作方法も公開した方が、俺に付き纏う奴らは減るからいいかも知れないなぁ。
「オトヤン、高速思考タイム終了か?」
「あ、おお、オッケー。そんじゃ帰るわ、明日からここ使わせてもらって良いのか?」
「うちの塀も改造して、オトヤンちの中庭と繋がるようにするか? 一々、塀を乗り越えるのもあれだろうからさ」
「そうだなぁ。そうしてくれると助かるわ。そんじゃ今日はこれぐらいで」
そのまま塀を越えて中庭から玄関へ。
開きっぱなしの扉の中に……まてまて、なんで開きっぱなしなんだよ?
確か鍵はかけてきたはずだよなあ?
ということで、中に入らず110番。
ついでにゴーグルセットで妖魔の反応も確認……いないし。
しかし、近所に集まっている報道関係者が見ている前で、堂々とうちの玄関開けて侵入した奴がいるの? それならそれで目撃者もいるだろうから、近くにいた北海道ローカルテレビ局・HTNの取材陣に声をかけてみる。
「あの〜、誰がうちに入っていったの見ましたか?」
「親御さんが帰ってきたのを見たけれど。取材を申し込んだら断られてなぁ。乙葉君、今からうちの取材受けない? 独占取材頼みたいんだけどさ。なんならうちの美人アナウンサーもつけるから」
「あ〜、取材はお断りします。でも、見ていてくれてありがとうございました」
お礼を告げて堂々と玄関から家の中に入ると、案の定、リビングで親父とお袋が寛いでいました。
「よお、浩介、おかえり」
「夏休み以来ね。お母さんたちも、ついさっき帰ってきたところなのよ?」
あっけらかんとそう言われましても。
「あのなぁ。せめて玄関は閉めてくれよ。泥棒かと思って警察に連絡したじゃないか」
「それは済まなかったな。警察には俺が連絡しておくよ」
すぐに親父が連絡してくれて、ちょうど近くに来ていた警察の訪問確認も無事に終わり。
しかし、親父たちが日本に戻ってくるのって、年末じゃなかったか?
まだひと月早いんだけど。
「随分と早く帰ってこれたね。仕事が一段落したの?」
「いや、寧ろ忙しくなったんだ。それで、浩介にも話があるんだけれど」
はて?
親父の仕事の手伝いでもあるのか?
それってなんだ? 実験動物の世話?
アルバイト代でる?
そう考えていたんだけど、親父の言葉は俺の予想を斜め上に突破していった。
「俺と母さんは、アメリゴにある妖魔研究機関に勤めててな。アメリゴ政府からの要請で、浩介には日本国籍を捨ててアメリゴ国民になってほしいという話がきているんだが」
「今まではね、私とお父さんは実体化した昆虫型妖魔や動物型妖魔の研究をしていたのよ。まあ、妖魔の研究機関だなんて公表できないから、表向きには昆虫学者と動物学者っていうことでアメリゴに渡っていたのよ」
「……はあ?」
いや待って、情報量多すぎる。
親父とお袋が妖魔研究をしていた、ここまではいい。いや、良くない。
なんで?
それに、俺にアメリゴに引っ越せと?
日本国籍じゃなくアメリゴに 国籍になれと?
いやいや待って、それは無理。
俺英語全くダメ……じゃなくなったし、いや待て、文化の違いがカルチャーショックでプロトカルチャーデカルチャーだよ?
「まあ、話はしたということで。どうせ日本から離れる気がないだろうから、断って構わないぞ。暫くは俺たちも日本でのんびりとすることにしたんだ」
「流石にアメリゴ政府も大慌てでね? まさか妖魔後進国って呼ばれている日本から、失われた魔術師が台頭するなんて予想もしていなかったみたい」
「しかも、俺たちの息子だってバレてなぁ。急遽日本に戻って協力してもらえって言われてなぁ、今ここにいるんだよ」
相変わらずのんびりとしていることで。
まあ、それならそれでいいわ。
「俺が魔術を使えるのは報道関係を見てるから判っているだろ? 今のところ弟子をとったり人に詳しく教える気はないからな」
「あ〜、構わん構わん。むしろ、そういう荒事は第六課とかに任せて、お前はちゃんと学校に通え。いくら息子が魔術師になったからと言ってもな、日本に残っている息子が妖魔と戦っているなんて聞いたらこっちは、気が気じゃないんだ」
「未成年なんだし、そういう殺伐としたことには首を突っ込んでほしくはないのよ。わかるわよね?」
まあ、俺としても妖魔が絡んでこないなら、それに越したことはないからなぁ。
「分かったよ。まあ仕事柄、分かっているとは思うけれど、全く首を突っ込まないっていう選択肢は難しいから。だから、可能な限りはそうするっていうことで良いだろ?」
「ああ。それで構わんよ」
このあとは久しぶりの家族の団欒。
俺の魔法についての簡単な話もした、久しぶりということで隣から祐太郎のおじさんと祐太郎も遊びに来て大人たちはそのまま飲み会に突入。
その飲み会の中の話で、どうやら晋太郎おじさんは親父たちの仕事については知っていたらしい。
もともと日本のそういう機関に勤めていたらしいんだけれど、とある『元与党』の政権時代に『事業仕分け』とかいう理由で閉鎖されちまったらしいのよ。それで親父たちとしては海外に移住して研究を続けることにしたそうで。
今の政府としては日本に新しくそういった研究機関を設立したいそうで、そこに戻ってきてほしいということで、話をするために戻ってきたのもあるらしい。
それでだ。
そんな国家的重要な話を、家で酔った勢いで話をするのはどうかと思うのだが。
慌てて『沈黙結界』を施して外に声が出ないようにはしたんだけれどね。
まったく。
俺は大人になっても酒なんて飲まないぞ!!
〇 〇 〇 〇 〇
翌朝の登校風景。
夜間の突貫工事でうちの中庭と祐太郎の家の中庭がつなげられた。
そこで準備をしてから堂々と中庭に作られた『ヘリポート』に向かうと、同じく準備を終えた祐太郎と合流。
親父たちには初めて見せる、魔法の箒によるフライト。
軽く浮き上がってからスッと姿を消して、そのまま学校にいざ出陣。
「‥‥いやあ、本当に魔法で姿を消したなぁ。晋太郎、俺が留守の間すまなかったな」
「よいよい。わしとお前の仲じゃないか。それでアメリゴのほうはどうなっているんじゃ?」
「今年春に立ち上げた対妖魔機関の設立、そしてそのための兵力・対妖魔兵器の開発。ついでに人造妖魔についての研究と、いろいろと手を伸ばしている。俺の所属機関が人造妖魔についてのエリアだったけど、もう辞表は提出してきたし」
「そうか。その、人造妖魔というのは、実戦に耐えられるのか?」
「さあ。まだ受体してから16年ですからねぇ。一般教養部分まではすでに終わらせてありましたし、これから体内の妖魔核の調整、妖魔としての能力の拡張といろいろとあるみたいですよ? 俺はもう関係ないですけれどね」
物騒な話であるが、中庭についてはすでに浩介によって遮音結界発生装置が作られているので、外部からの盗聴は不可能である。
電波までしっかりと遮断するというのは高性能であるが、ここにいるとスマホも繋がらないので不便でもある。
それでも、夏以来に戻ってきた日本、そして幼馴染である晋太郎との再会。
今までずっと日本から離れていたのだ、これからはゆっくりとしていきたいものである。
‥‥‥
‥‥
‥
「しっかし、オトヤンの親父さんってとんでもないな。まさか妖魔についての研究をしていたとは思わなかったよ」
「俺も昨日聞いてびっくりだったわ。ちょくちょく長期出勤だっりしてて今年の春にはアメリゴに転勤だったろ? それがいきなり帰ってきてこれだよ。まあ、あまり言いふらすなって昨日言っていただろ? だからこの話は俺とユータロだけでストップな」
「おーけぃ。そんじゃ、平和な学生生活を満喫するとしますか」
「来週から試験だけどな‥‥はぁ。時間が足りないわ」
「オトヤンは英語だけは完璧。いや、古典も行けるか」
「なにかこう、勉強がはかどる魔導具ないものかなぁ‥‥いくらレベルが上がってもさ、知力の上昇が=知識の蓄積に結び付いていないんだから参ってくるわ」
そう。
思考速度の加速やいくつもの事柄を同時に思考するという並列思考は身についている。
けれど、暗記能力が上がったかというと、それは勉強しないとダメ。
レベルが上がりました、知力が上がりました、天才になりましたって都合のいい話ではないらしい。
「はぁ。考えないとならんことが多すぎる。それよりも、久しぶりにじっくりとステータスを確認したんだけれど、レベルが上がっていたんだが」
「オトヤンもか。実は俺も上がっていたんだが。これって妖魔を倒したからなのか?」
「たぶんそうなんだろうなぁ。それで……カナン魔導商会がシステムアップデートらしくてなぁ」
これは今朝の情報。
俺のレベル上昇に伴い、カナン魔導商会のシステムがアップデートするらしい。
そのため一旦、チャージがすべて返金されていた。
俺の空間収納には、一億円相当の虹貨というのが12枚届けられていた。
そんなにチャージなかったはずなんだけど、説明を見ると『詫び石』のようなものらしい。
これからも良き取引をお願いしますだそうで、システムが再構築されたらすぐに全額リチャージしてほしい旨が記されていた。
「へぇ。俺もなにか新しい力が使えたらいいんだろうけど、こればっかりは修行しないとだからなぁ」
「技でも増えたのか?」
「おう。単独で空が飛べるようになった程度だなぁ。あとは闘気コントロールが上昇した程度だね」
「それでも十分だと思うがねぇ。俺は総合的に少しずつレベルが上がったぐらいかな?」
そんな話をしているうちに無事に学校に到着。
正門外には相変わらずの報道陣、それを無視して部室からのダイナミック登校。
昨日ほどではない少しだけのざわめきの中、のんびりと放課後までは学業に身を任せたわけだよ。
そして放課後の部活の時間。
今日は美馬先輩と高遠先輩の姿は見えない。
その代わりに新入部員希望者が列をなしている。
「……これって、俺目当てだよね?」
「そうでしょうね。まったく……全て断りますよ、これ以上乙葉君に迷惑をかけるわけにはいきませんからね」
瀬川先輩は要先生と一緒に隣の部屋……科学室を借りて入部希望者に対しての簡単な説明と、断りの話をするらしい。
ということで、俺と祐太郎、新山さんはいつものように部室で魔法の訓練タイム。
「ちなみに新山さん、加護の卵については何か変化があった?」
そう問いかけてみる。
いや、鑑定を使えばわかるんだけどさ、この前みたいに見ちゃいけないプライベートゾーンが見えるとまずいわけで。
この前見ちゃったことについては、新山さんとの話し合いの下、そういうタイミングになったら改めて話し合いを設けることにしましょうって瀬川先輩立会いの下で話は終わったのよ。
でもさ、そういうタイミングってなんだろうってかんがえちゃうよね。
学校祭の後夜祭で、校庭に生えている開校当時から立つ伝説の桜の木の下で告白したら結ばれるとか‥‥って、開校当時も何もまだ4年目だわ、学校祭なんて終わっているわ。
「えぇっとですね。『魔術の卵・未固定状態(条件付き孵化)』って変わっています。けど、この条件付きっていうのがまだわからないのですよ」
「まあ、俺の予測だけど。新山さんの条件付き孵化って、たぶんオトヤンにだけは発動するとかじゃないかなぁ」
「「 へ? 」」
「愛ゆえフベシッ!!」
――スパパパパパァァァァァァン
俺と新山さん同時のハリセン突っ込み。
前後からの同時攻撃だ、かわすタイミングもあるまい。
「いたたたた……闘気防御も無効化するのかよ、このミスリルハリセンは」
「あ、愛ってなんですか!! もしそれが事実でしたら、乙葉君が倒れた時にとっくに覚醒していますよっ!!」
真っ赤な顔でプルプル震えつつ叫ぶ新山さん。
なるほど、じゃあその条件は当てはまらないか。
しかし、何か方法があると思うけど、こればっかりは時間との勝負みたいなことをたけモッコス先生も話していたからなぁ。
さて、どうしたものか。
――ニュゥゥゥゥゥゥゥン
そんなことを考えていると、部室の鏡が虹色に輝いた。
そして顔面がニョキッと出てきたので、拳に魔力を込めて力いっぱいのパンチ!!
「ぶっ壊しマァグナァァァァァァァァァァァァムゥゥゥゥゥ」
腕の周りに魔力による竜巻も形成。
そのまま力いっぱいぶん殴ると、顔面を陥没させて鏡の向こうにぶっ飛んでいった。
久しぶりの白桃姫の登場は予想外だよ。
しかも、うちの校舎って対妖魔結界で包まれているんだよ?
そんなところにいきなり道を作るなんて飛んでもない妖魔だわ。
――ブゥゥゥゥゥン
再び鏡が光り輝く。
そして無傷の顔面がニョキッと現れた。
「おい、そこの餌一号と二号。今のは痛かったぞよ」
「一号と二号かよ。そんじゃ新山さんはV3で瀬川先輩はXってところか?」
「要先生は立花モータースのおやっさん。あ、ユータロ、ちょうど喫茶店もあるからいけるぞ?」
「あの……乙葉君も築地君も、鏡の向こうで白桃姫さんが無視されて泣きそうですよ?」
いやあ、ライダー談義って花が咲くよね。
一度でいいから聖地であるステーキハウスに行きたいよね。
「いやあすまんすまんな。それで白桃姫、いったい何のようだ?」
「うまいものをよこせ」
「「「 へ? 」」」
なんじゃそりゃ。
いきなり異世界からゲートを繋げて美味しいものを強請ってくるとは、貴様は新手の集りか?
「美味いものじゃ、もう味気ない精気などいらんのじゃ。わかるか妾の気持ちが、気まぐれに下界を見るためにゲートを接続するたびに、美味しそうな香りが漂ってくるのを我慢する気持ちが。ゲートを越えて手を伸ばしても、星辰が合わないせいで触れることもかなわぬ。にも拘わらず、美味しそうな餌が目の前を歩いているのじゃぞ」
「腹ペコライオンが牢屋の中で徘徊している感じか。そりゃあご愁傷様だわ」
「ええい、ラティスハラヤはうまいことおぬしらに取り入って精気を分けてもらったというではないか。なら、妾にも少しは分けてくれぬか?」
最後は懇願されましたが。
でもさあ。
俺たちを餌って呼んでいる奴に施しするほど俺は甘くはない。
「うん、こ・と・わ・る。俺たちは餌なんだから、餌は餌なりに抵抗させてもらうことにする」
「ということだ、悪かったな白桃姫!!」
祐太郎が両手を合わせて闘気を練り上げる。
そして闘気砲の発動手前まで練り上げると、力いっぱい鏡に向かってシュート!!
――ドゴォッ
祐太郎の闘気砲は鏡の向こうまで飛んでいく。
しかし、早く封印呪符を増やす必要があるよなぁ。
これってどうやって作るんだろう?
錬金術での解析でも不可能って結果になったし、本当に専属の呪符師が欲しいところである。
そんなこんなで落ち着き始めたとき、瀬川先輩と要先生も戻ってきた。
「それで、新入部員は?」
「全員入部してもらいました。それでですね、私たちは新設する『魔術研究部』に移動することになりました。部室はここでそのまま、新設文学部は図書室を使うことになります」
「‥‥うわぁ。ちなみにその魔術研究部のことは、新しい部員は知っているのですか?」
「まさか。まだそこについては説明していませんわよ。文学部の生徒が多くなるので図書室を部室に使うことと、部活動中には魔術についての質問とかは一切禁止っていうことを伝えてあります。それと、魔術研究部の入部条件は、既存の部員の過半数の承認が必要ですので」
なるほど。
そんでもって、美馬先輩と高遠先輩もそのまま魔術研究部にスライドするのね。
明日からの部活動開始らしいけど、純粋に文学を愛するというのなら別に俺がいなくても構わないよね。
何はともあれ、明日の文学部の部活が大荒れになりそうだけど知らんわ。
‥‥‥
‥‥
‥
うん。
体重が2kgも減っている。
おなか周りがすっきりした感じだし体も軽い。
乙葉から貰った魔法の薬、あれは本当に痩せられる。
あれが簡単に作れるのなら、乙葉は一攫千金大儲けできそうだけれど、本人曰くそんな気はないって言っていたし。
そもそも材料が足りないって言っていたからなぁ。
帰宅してから瀬川とlinesで連絡とって聞いてみたんだけれど、あれって一錠6万円するんだってよ。
正直言って、学食チケット程度で貰って申し訳なかったし、明日にでも貯金おろして不足分を支払おうかって聞いたんだけどさ。
乙葉君はそんなことを望んでいないって。
そうか。
それじゃあ、あたいと高遠にできることならなんでも言ってくれ、できる限り協力はするって話したんだけど、どうやら文学部を閉鎖して魔術研究部を作るらしい。
乙葉が有名になって、ミーハーな生徒や少しでもおこぼれに与りたい奴らが周りに出始めるから、それを締め出すための案だって。
瀬川たちも乙葉からは貰ってばかりだって言っていたけれど、ちゃんと代価は支払っているんだから気にするなって言われているらしい。
でもさ、そんなこと言われても気にしないなんてできないよなぁ。
まあ、あたいたちもできる限り乙葉のために力になるっていうことで話はついた。
明日からが大変なことになるらしいけれど、明日は高遠を誘って部活に顔を出すことにするか。
誤字脱字は都度修正しますので。
その他気になった部分も逐次直していきますが、ストーリー自体は変わりませんので。
・今回のわかりずらいネタ
超時空要塞マク●ロス




