表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/94

第65話 日帰りダイビングもいいよね!

 仕事が忙しくても、ときにはダイビングにいって息抜きしてきましたが、なにせセブ島最南端のリロアンまで行くとなると、日帰りでは帰ってこれません。これは移動時間の問題以外に、ダイビングの直後は飛行機に乗れないという制約があるため(減圧症防止のためです)、仕方がないのです。

 ということで、日曜日とか気が向いたとき、ダイビングに出かけるということができませんでした。


 ところが、リロアンのオーナーであるTさんが、マニラの近場でもダイビングリゾートをはじめました。

 よく覚えていませんが、たしか寮から車で1時間程度移動した後、小型ボートに乗っていく小島で、朝でかければ十分夕方までに帰ってこれます。

 つまり日曜日ならいつでもダイビングに行けることになってしまいました。

 とうぜん、私たちは食いつきます。


 さっそく、私とSさんとOさんは日曜日に車をだしてそのリゾートへ。


 最近、Sさんとは仕事の件であまりしっくりいっていませんでしたが、あの人のいいところは、遊びに行くときは仕事の話はしないということです。


 島に渡った私たち3人は、さっそくガイドに従ってダイビング。

 まあ、正直、リロアンをベースにしたポイントに比べると、地形も魚影の濃さも、透明度もいまいちでしたが、気軽にこれる手軽さと、値段の安さを考えればしょうがないでしょう。


 というわけで、この島にはそれからも何度か行ったのですが、何度目かのとき……、


 Sさん女連れてきやがった。


 そのときは車も2台。リゾートに行くとき、Sさん車を私の車で追うわけですが(プロジェクトマネージャーになったので、専用車がつきました)、後ろの席でSさんと彼女がいちゃついているの見える。


 こ、この男はっ!


 プライベートとはいえ、ありっすか、これ?

 奥さんにちくってやる。奥さんにちくってやる。奥さんにちくってやる。


 まあ、ダイビングはダイビングでふつうに楽しみましたけどね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ