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第38話 現場監督はグラサンでキメっ!

 ローカルの現場スタッフたちは現場を歩くさい、サングラスをしていることが多いです。

 それもちょっと色が入ったというより、真っ黒なやつ。

 どうやら日本と違い、フィリピンは日差しがきついから、目を守るため、というのが一応の理由のようですが、ほんとうかな?


 あいつら、ぜったいかっこつけてるだけだよな。


 だって私も現場出るけど、まぶしくて困ったことなんてないし。

 まあ、現場に出ている時間が違うと言われればそうですが、はっきりいっておまえらそんな軟弱な目をしてるんかいと言いたくなります。


 強い日差しに弱い白人ならともかく、フィリピン人は日本人と同じような黒い目をしているではないか。


 しか~し、この現場でサングラスというのは日本人スタッフの間でも流行りだしました。

 理由はかっこいいから。


 ……というより、なんか自由な雰囲気だからじゃないでしょうかね。

 だって、日本で現場に出るとき、サングラスなんかしてたら、


「おまえは、バカか?」


 と上司から白い目で見られること必至。

 しかし、ここフィリピンではなんとなくそれが許されてしまう。

 なぜなら、支店長も営業部長も黒いサングラスを愛用しているからだぁあ!

(ちなみに支店長がサングラスをしていると、●くざに見えるというのは秘密だ)


 というわけで、私も買ったぜ、金縁の黒いレイバンを。


 え、買ったのかよ? さっきまぶしくて困ったことなんかないとかいってたじゃないか? とつっこむなよ。


 いいんだよ。「郷に入っては郷に従う」のが日本人ってもんだ!


 ちなみに買ったはいいけど、2,3日で飽きました。

 もちろん、ダイビングに行くとき愛用したりはしません。

 だって、青い海と空はダイレクトに感じたいからね。


 海のきらめきをサングラス越しになんか、見てたまるか!


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