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【R15版】妹よ、俺をオカズに致すなよ! 〜変態兄妹の特殊性癖女子攻略作戦〜  作者: カグラ
第6章 ボディペイント美術部【黄金井絵美】

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第57話.夜ふけ前ほど白濁な

『青山様、お食事をお持ち致しました!』


客間の襖が開け放たれ、入ってきたのはフロントで対応してくれた若女将だった。


『って、あらあらあら♡私、お邪魔しちゃったかしら?ごめんなさいね〜。どうします?小一時間程待ってから、改めてお持ち致しましょうか?おほほ♡』


「あ、いえ、お気遣いなく···そのまま料理を運んで頂いて構いません···」

俺は、円香の乳を揉みしだいていた両手を引っ込め、覆いかぶさっていた状態から立ち上がった。


円香は、はだけた浴衣を整えて、上体を起こして座り直した。


「す、すみません、お見苦しいところを···///お、お兄ちゃん、どんなご馳走が運ばれてくるか、楽しみだね!」

「あ、ああ、そうだな、丁度お腹が空いてたし、ナイスタイミングだったな、ははは···」


あ、あっぶね〜!

マジで一線を越えるところだったー!

セーフ!ギリギリセーフ!


助かった〜!!!

良かった、これで良かったんだ!

そうだよな。

···だよな。






「あ〜、美味しかった〜。ご馳走様でした〜」

「鶏ちゃん,鮎の塩焼きと天ぷらに炊き込みご飯,漬物ステーキ,飛騨牛の朴葉味噌焼き、岐阜グルメを堪能させて頂きました〜」


俺たちが食事を終えた後、若女将は早々に片付けを済ませて部屋を跡にした。


『おほほ、先ほどはお邪魔してごめんなさいね〜。コレ、お詫びというわけではないけど、良かったらどうぞ♡』、と言って半ば押し付けられるように置いてかれた、”スッポン&マムシ&マカドリンク”の禍々(まがまが)しいラベルが貼られたビンだけが、テーブルの上に残されていた。


さて、これからどう過ごしたものか···


「円香、どうする?下のフロアにあったゲームコーナーでも覗いてくるか?懐かしき”ジ・ハウス・オブ・ジ・デッドⅡ”と、”ジェラチックパーク”の筐体があったから、一緒にプレイしてみるか!いや〜、こういう温泉旅館のゲームコーナーって、なんかロマンを感じるよなぁ〜」


「確かに、こういう場所のゲームコーナーって魅力的だけどさ···いいの、お兄ちゃんは?///」

「···な、なにが?」


「私と一緒に、露天風呂入らなくて、いいの?///」


···

ゴクリッ、と、俺はまた、答えを発する代わりに生唾を飲み込んだ。

我ながら、なんとまぁズルい男なのだろうか、と思う。


「私は、入りたいな〜、お兄ちゃんと一緒に···///レトロゲームのプレイも楽しいとは思うけどさ〜、もっと楽しい”プレイ”しようよ♡」


「···入るか、一緒に」

「うん!///」


俺の心のなかで、今宵の第2ラウンドのゴングが鳴った、ような気がした。






かぽーん。

円香に先んじて、露天風呂につかる俺。

脱衣場と通じる出入口に背を向け、彼女が来るのを待つ。


ドキドキと高鳴る心臓の音。

以前自宅の風呂で一緒に入った時とは比べものにならないそのビートが、五臓六腑(ごぞうろっぷ)に響きわたるようであった。


ガラガラガラ。

出入口の引き戸が開く音。

来た!


「お待たせ〜、うわ〜!やっぱ広いね〜!」

こっちの気を知ってか知らずか、無邪気な声色の彼女。


ちゃぽん。

バスタオルに包み隠された彼女のカラダは、そのまま俺のすぐ隣に腰を降ろした。

肩と肩が触れる、そんな距離感。


「···こんだけ広いのに、なんですぐ隣に座るんだよ」

「いいじゃん、そんなイジワル言わないでよ〜。それに、”コッチ”の方は近くに来てもらえて嬉しそうなんですけど〜♡」


俺の股間に、右手を伸ばす彼女。

グニッ。

「うおっ!」


「ほれほれ」

グニグニ、グニグニ。


「やっ、やめろっ!そ、そんな風に触られたらっ!」

「触られたら、どうなっちゃうの?♡」


グニグニ、グニグニ。

”えのき”に与えられる物理的な刺激に加え、彼女を包む薄手のバスタオルがお湯で濡れた事により、その布越しにお目見えした”透け乳首”が視覚的興奮を助長し···


「だ、ダメだ!()るっ!」

「···えっ!?もうっ!?早っ!?」

びゅるっ!びゅるるるっ!!!びゅるっ、びゅる···


湯の中でほとばしる俺の”えのき”からは、それはそれは中々の量の”練乳”が射出された。

透明な湯の中を、玉子の白身のような物体が、ふわ~っと漂い広がっていく。


「うわっ!?ちょっと、お兄ちゃん、何温泉の中で出してんの!?」

「いや〜、お前の刺激が強過ぎなんだよなぁ〜」


しかも、食事前に一度”おあずけ”された後である。

そりゃあ俺の”練乳”たちも、待ってましたと飛び出しもするさ。


「ちょっと、んなスッキリした顔してる場合じゃないでしょ!コレ、どうにかしなきゃ!」


そう言って、円香は両手の(てのひら)を器状にして、湯の中をフニャフニャと漂う”練乳”たちを(すく)い上げては、ソレを排水口へ流して排出を試みていた。


「ちょっ、お兄ちゃん!見物してないで手伝ってよ!そもそも、お兄ちゃんが撒き散らしたんでしょ、コレ!」

「ヤダよ、自分の”練乳”なんて(きたね)ーし」


「なんて無責任な···もぅ〜これだから早漏は困るんだよなぁ〜」


円香の頑張りの結果、湯の中に漂よっていた(おおよ)そ全ての”練乳”を掬い出すことができたようだ。


「はぁ〜、まぁ、こんなもんかな。私の人生において、最も無駄な時間だったと思うよ···」

「おう、お疲れさん」


「ほんと、自分だけさっさと気持ちよくなって、この早漏の猿ときたら···」

ジト目で、早漏の情けない兄の、不甲斐ない”えのき”を見つめる妹。


そ、そんな目で、”えのき”を見つめられたら、また///


ピクピク、ピーン!

「···まぁ、早漏野郎でも、絶倫な分まだマシか···」

呆れた感情を隠そうともせず、はぁ〜っと、大きな溜息をつく彼女。


「ほら、お兄ちゃん、回復したなら座ってよ」

「え?」


「”練乳”掃除をさせられた分、私も気持ちよくさせてもらうからさ♡」






円香による”練乳”排出作業が終わった湯船の中に、改めて腰を下ろす。


チャポン。

円香は、カラダに巻いていたバスタオルを外した後、俺に続いて湯の中にカラダを沈めた。


そして、スー、と俺の前まで移動してきたかと思うと、俗に言う”対面座位”のようなスタイルで、俺の太ももの上に乗ってきたのである。


「よいしょっと♡」

「うおっ!///」


一瞬、そのまま入ってしまうのではないかと思われたが、円香の”穴”は、俺のお腹のヘソ付近に押し当てられる形となっている。


あと15センチ、円香のカラダが下にズレたらズボッと入ってしまうという、そんな体勢。


脱童貞の予感に身を奮い立たせていた俺の”えのき”は、彼女のお尻と腰の間の肌に虚しく押し当てられている。


「ま、円香···///」

「あれ?どうしたのお兄ちゃんw?そんな切なそうな声なんか出しちゃってw?」


ニヤリと、バカにするようなイヤらしい笑みを浮かべながら顔を覗き込んでくる妹。


「あ、もしかして、そのまま入れてもらえるって勘違いしちゃったかなw?ぷぷぷw」


図星だった。

俺の”えのき”は、円香を感じられるという期待感から今にもはち切れそうな状態になっていた。


「だーめwすぐには入れてあげない!妹に”練乳”掃除をさせるような悪い早漏”えのき”の主人には、1つ”お仕事”をしてもらいま〜す」


そう言って、俺の首すじに回している両腕に少し力を込め、上体をグイッと伸ばした円香。

俺の顔の前には、彼女の豊満なバストが。

視界が、Fカップで埋め尽くされる。


「お兄ちゃん、おっぱいをしゃぶったり(いじく)ったりして、私を満足させられたら、ご褒美として入れさせてあげるね♡」


「···もしかして、料理が運ばれてくる前に俺におっぱいを触られてたのが気持ちよくて、その続きをして欲しかったのか?」


「っっ!///バカっ!///そういうことは、分かってても言わないでよっ!ほんと、お兄ちゃんデリカシー無さ過ぎ!///」


顔を真っ赤にして、ひどく照れた表情の彼女。

なぁ、俺の妹は、いくらなんでも可愛すぎやしないか?






「ほら、いいから、さっさとおっぱいを気持ちよくしてよね!///」


「ふっ、円香さん、俺もそうしたいのは山々だったんだが···わりぃ!」

「え?」


びゅるっ!びゅるるるっ!!!びゅるっ、びゅる···


「···お兄様···」

「す、すまん···」


「なぜその”えのき”は、触れてもいないのに暴発しているのですか?」


「いや〜、ほら、円香ちゃんのツベツベな腰に”えのき”が押し当てられてさ。んで、俺もついつい快感を求めてグイグイと押し付けてしまった結果、床オナならぬ”腰オナ”の要領で···テヘペロ♡」


「···ほんと、なんて使えない”えのき”なんでしょうか···」


ぐにゅっ!!!

「ぐおっ!!!いってー!!!痛い、痛い、痛い!円香ちゃん、痛いって!!!」


「こんな”役立たず”、いっそのこと引き抜いてしまおうかしら。どうでしょうか、お兄様、名案だとは思いませんか?」

「ぐっ···お、お許しを···」


「どうせ使えないなら、この際”去勢”してしまうのも有りかもしれませんね。そうしたら、浮気の心配も無くなりますし♡」


「い、妹様よ···今は兄の浮気の心配よりも、放出された”練乳”の心配をした方が宜しいのではないか···」


「うわっ、そうだった!拡散する前に掬い出さなきゃ!」


目のハイライトを取り戻した円香は、湯の中で広がりつつあった俺の”練乳”を手で掬い取っては、排水口へと流し捨てていた。


「ヨイショ、ヨイショ!もぅ〜、なんで2回目なのにさっきよりも量が多いのよ!」


10数回排出作業を繰り返した甲斐があってか、無事に湯の中を浮遊していた白濁色の物体の除去を達成したようであった。

流石は円香、不甲斐ない兄の後処理はお手の物だな。


「まさか、人生において2度も、お湯の中を漂う兄の”練乳 掬い”をやらさせるとは思いもしなかったよ···」

「まぁ、若い頃の苦労は買ってでもしろって言うし、いい経験になったんじゃないか、うんうん」


「···お兄様、余りにもおふざけが過ぎるようなら、本当に去勢しますよ···」






と、その時、円香の目のハイライトが再び失われたのとほぼ同時に、露天風呂を含めた334号室の全ての照明が切れた。


「な、なんだ!?停電か!?」

辺りは、一瞬で暗闇に包まれる。


バタンッ。ドカドカ。ゴソゴソ。

「お、お兄ちゃん、なんか部屋から音がするよ!」


音も含め、明らかな人の気配。

客間の方に、なにやら人がいるようだ、それも複数名。


いったい、何が起きているんだ?


ガラッ。

程なくして、露天風呂の出入口が開かれ、複数名のシルエットが現れた。

暗くて、カラダの輪郭しか分からない。


「お、お兄ちゃん···」

「な、なんなんだお前ら!妹には手を出させんぞ!円香は俺が守る!」


「カッコいいお兄ちゃん!骨はちゃんと拾ってあげるし、友達の少なさを配慮して葬儀は家族葬で済ませてあげるね!」

命を落とす前提で話を進めないで欲しいなぁ。


まぁ、円香を守るためなら、仕方ないか。

「おうよ、俺の(しかばね)を越えてゆけ、妹よ!」

「先に地獄で待っててね、お兄ちゃん!」






『案ずるな、妹に手出しはしない。用があるのはお前だけだ、青山和哉』


ん?女の声?

と思ったところで、そのシルエット達に取り囲まれる。


そして、口をタオルで押さえつけられ、声が出せない状態となった俺は、あれよあれよと言う間に、その複数名の女性?達に抱えられるようにして露天風呂から客間へと連れ出された。


そして、暗くて状況がよくわからぬまま、続けて廊下と思われる場所まで引っ張り出される。

おそらく廊下であろうその場所も、真っ暗で何も見えない状態だった。


そんな闇の中を、俺を抱えながらズケズケと進んでいく彼女?達は、おそらく暗視スコープか何かを装着しているに違いない。

数十メートル歩いた先で、ピタリと足を止めた彼女?達は、ギィーと、扉を開いた、ようだった。


尚も辺りは闇に包まれたまま。

どうやら、このフロア全体が停電しているらしい。


そして、その扉が開いた音のした方向へと突き飛ばされる。

「うわっ!」


体勢を崩し、暗闇の空間に膝をつき倒れ込む。

「いてててて」

この雑な扱い、少なくともVIP待遇というわけではなさそうだ。






バタンッ、と、背後から音がした。

どうやら、退路は断たれたらしい。


さて、どうしたものか、と頭を抱える前に、パッと明かりがついた。

そして、眩しさに(ひる)んだ俺の目に飛び込んできたのは、踏込と前室だった。


一瞬、334号室に戻ってきたのかと思ったが、どうも感覚が違う。

おそらくは、このフロアにあるもう一室の最高級客室だろうというのが俺の予想であった。


こんな高級旅館の最高級客室を遊び感覚で使えるヤツは、お前しかいないよな···


俺は、その人物の名前を呼びながら客間の襖を開け放った。


「咲夜っ!お前、いきなりなんのつもりだっ!···って、え?」

そこに居たのは、咲夜ではなかった。


俺の予想に反してそこに居たのは、まさかの絵美だった。


「先輩、お待ちしておりました♡さぁ、私と一緒に”子作り”をしましょ!♡」


7章に切り替わらねぇからオカシイとは思っていたが、お前が今回の旅行のラスボスだったからか、絵美···

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