表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
激情版 魔法少女マンゴ☆スチン Tropical FruitS 〜疾風の革命児〜  作者: 幸田遥
魔法少女マンゴ☆スチン 無印

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/126

第16話 ストローが無いのなら、ち○○を使えばいいじゃないだまんごー。


「ドリアちゃん! 久しぶり〜」


「まんごちゃん! お久しぶりでございますですわ〜」


 今日は、9月の大型連休の中日(なかび)だ。


 まんごは、ドリアちゃんの屋敷に遊びに来ている。


 今日はドリアちゃんの屋敷で遊んで、明日はまんごの家でお泊まりの予定だ。




「で、ドリアちゃん。アレ、どうだった?」


 まんごが恥ずかしげに、ドリアに聞く。


 先日、まんごが書いた小説、『美熟女魔法剣士 ポッチャリン〜でも私、人妻ですよ〜』についてだ。


 まんごは、執筆原稿をドリアに送っていたのだ。同人コンビの『フルーツキングダム』では、まんごが物語を担当し、ドリアが絵を担当するのだ。



「最高でしたわ〜。主人公(ヒロイン)も悪の博士も個性的でございましたわ〜」


 ドリアは、まんごに笑顔を向ける。



「そう、良かった。ちなみに、あの主人公(ヒロイン)は、ママを参考にしたんだよ。名前はそのまま使っちゃった。そして、庵野(あんの)(みどり)はドリアちゃんのことだからね。ひっくり返すとドリアンになるでしょ?」



「まぁ、嬉しいでございますわぁ〜、わたくしの名前を使ってくださるなんてぇ〜。あっ、でも、これを薄い本にする際には、わたくしが庵野(あんの)(みどり)のコスプレをして売り子をするのでございますわねぇ〜。さすがまんごちゃん、そこまで計算に入れているとは、やり手でございますわねぇ〜」



 ドリアは、笑顔でウンウンと頷く。



「でも……、せっかくの魔法剣士でございましたのに、剣を使わなかったでございますわね〜」



「う〜ん、そうなんだ。でも、相手は、博士だったからねぇ〜。剣で切るわけにもいかなかったんだ」


 まんごは、右頬をポリポリと掻く。



「そうですわねぇ、では、切られてもいい悪の怪人を登場させるのどうでございましょう?」


 ドリアは、ポンっと手を叩く。



「怪人ねぇ〜。それはいいアイディアね。考えてみるねっ。ありがとう、ドリアちゃん!」


 まんごはとびきりの笑顔を見せる。



 そして、軽い会話で、次回作に怪人が登場することになった。


 はて、どんな怪人が登場するのであろうか? それは、まだ少し先の話だ。



「いえいえでございますわ〜。わたくしも、頑張らないといけませんわねぇ〜」



 物語の第1話が完成し、ドリアも絵を描き始めることになった。ようやく、『フルーツキングダム』の活動が本格的に開始されたのだ。




――――――――――――――




「ドリアお嬢様。今日のおやつの、『シェフの気まぐれタピオカミルクティー』でございますぞ!」


 まんごとドリアが話に花を咲かせていた時、ドアがノックされ、執事のスネイクがおやつを持って部屋に入って来た。


 スネイクは、テーブルに、『シェフの気まぐれタピオカミルクティー』が入ったグラスを置いてゆく。



「スネイク。この、グラスの横に添えてあるのは何でございましょうか?」


 ドリアがグラスの横に置かれた『竹輪(ちくわ)』を指差す。


 明らかにストローでは無い。ちくわである。



「タピオカを飲むための大きなストローがございませんでしたので、代わりに『ちくわ』をお持ちしました。これを使って飲んでくださいませ。そして、飲み終わった後には、お菓子として、そのままお召し上がりくださいませ」


 スネイクは申し訳なさそうに言う。


 ストローが無ければ、ちくわを使えばいいじゃない、という安易な考えである。


 むしろ、穴さえ空いていれば何だって良かったのかもしれない。



 それならば、ト○ポの方が良かったかもしれない。


 だって、ト○ポは最後までチョコたっぷりだ……から。




「そうでございますかぁ〜。でも、ストローが無いのなら仕方ありませんですわねぇ〜。わたくしも一度、ちくわで飲み物を飲んでみたかったのでございますわ〜」


 スネイクは、申し訳なさそうに頭を下げ、部屋を出て行った。


 一方で、ドリアは、ちくわでタピオカミルクティーを飲むという初めての体験にワクワクしていた。



「それでは、まんごちゃん。早速いただきましょうか?」


「うん!」


 ドリアとまんごは、タピオカミルクティーのグラスにちくわを差す。



「あっ、でも、ちくわでタピオカを飲むのもおかしいでございますわねぇ。それでは、『ちくわ』感を消すために、伏せ字にするでございますわ?」


 ドリアが言う。



 作者注:これは『ちくわ』であるが、ちくわ感を出さないように、以降、便宜上『ち○○』と表記する。


 実際は、まごうことなき『ちくわ』である!!


 念には念を入れて、もう一度確認する。 『ちくわ』である!!





 ジュボボ〜〜



  ジュッポ


     ジュッポ



 ジュボボ〜〜



  ジュッポ


     ジュッポ



「はぁ〜、美味しいでございますわぁ〜」


 ドリアは、ち○○から溢れ出るミルクティーに舌鼓を打つ。


 時折、ち○○から出てくるタピオカがいい感じだ。



 ジュボボ〜〜



  ジュッポ


     ジュッポ



「そうだねぇ、美味しいねぇ〜」


 まんごも、ち○○を咥えながら、ミルクティーを吸う。



「あっ、ドリアちゃん。これ、気がついたんだけどさぁ。ち○○の重みでグラスが倒れちゃうから、ずっとち○○に手をかけていないといけないんだね〜」


 このグラスには本来、ち○○を差すことは想定されていない。ち○○から手を離すと、その重みによって、グラスが倒れてしまうのだ。


 まんごは、人差し指と親指で、ち○○を支えているが、その手を離すことはできない。



「あら、そうでございますわねぇ〜。でも、このようにして、ミルクティーの真ん中でち○○が立つように、うまくバランスを取れば……。」


 ドリアは、ミルクティーの中のち○○のバランスを、うまくとる。


 そして、ドリアは、ゆっくりとち○○から手を離す。



 すると、ち○○はプルプルと震えながら、タピオカミルクティーの真ん中で自立した。



「まんごちゃん! できましたわぁ〜」



「わぁ、立った! ち○○が立った!」


 ドリアとまんごは笑顔だ。



「じゃあ、私も……。っと、あっ、私もできたよ!」


 まんごのカップの中でも、ち○○がミルクティーの真ん中でバランスをとり、自立する。



「……。」



「……。」



「ふぅ……。とりあえず、飲もっか……。」


 ち○○がグラスの中で立つことを確認した2人は、また、タピオカミルクティーを飲み始めた。



 ジュボボ〜〜



  ジュッポ


     ジュッポ




 スポン



「あっ、どういたしましょう! 吸いづらくなりましたわぁ〜」


 なんと! タピオカが、ち○○に詰まったのだ!



 スネイクが作ったタピオカは自家製であり、市販のタピオカに比べると大きさがマチマチだったのだ。小さな粒もあれば、大きな粒もある。


 そして、ついに、大きなタピオカの粒が、ち○○に詰まった。



「もぅ、仕方がないでございますわねぇ〜」


 ドリアが、ち○○をミルクティーから上げると、ち○○の先からミルクティーが垂れる。



「おっと……。危ないでございますわぁ。テーブルにミルクティーが垂れるところでございますわ……。」


 ち○○の先端へと集まり、滴り落ちようとするミルクティー。それを拭うように、ドリアは、ち○○の裏側から、ち○○に舌を添わせる。尖らせた舌で、ち○○の裏側からミルクティーを、ゆっくりと、拭い取り、そのまま薄桃色の唇で、ち○○を咥える。そして、最後の一滴までもを舐め取った。



「あらぁ〜、完全に詰まっていますわねぇ〜」


 ドリアが、ち○○の裏側からち○○の穴を覗き込むと、黒いタピオカが詰まっていた……。



「大丈夫だよ! ドリアちゃん! 気合いで吸えばなんとかなるよ!」


 まんごは、ウンウンと顔を縦に振る。


 まんごはそう言いながらも、ち○○でタピオカを吸うのに夢中になっている。



(おいちーよぉ〜、ミルクティー、おいちーよぉ〜)


 スネイクが淹れたミルクティーは美味しいのだ。



「そうでございますわね〜、では、気合いを入れて吸うでございますわ!」


 ドリアは、ち○○をミルクティーに差し直し、もう一度、ち○○を咥える。



 ジュボボ〜〜



   ジュボボ〜〜



 ズュボボ〜〜



      ジュボボ〜〜



 ドリアは、激しい音を立てて、ち○○に吸い付く。



 しかし、ち○○に詰まったタピオカは、ち○○の中を少しずつ前進するも、一向に口の中に出てこない。



「もうちょっとでございますわね〜。でも、こうなったら奥の手でございますわ〜」



 ガブリ!!



 ドリアは、勢いよく、ち○○に噛み付いた。




        ウギャア〜〜!!!




「ん? 何か聞こえませんでした?」


 ドリアは、口をモゴモゴと動かしながら、左右を見渡す。


 叫び声が聞こえたような気がしたが、ただの空耳だった。



「きっと空耳よ……。」


 まんごは、大きくため息をついた。


 どこからか叫び声が聞こえてくることなど、別に珍しいことでもない。



「それにしても、ミルクティーとち○○はあまり相性がよくありませんわねぇ」


「え、そうなの?」


「う〜ん、美味しくないというわけでもございませんが……。まんごちゃんも食べてみるとよろしいですわ……。」



「うん、そうだね!」


 まんごは頷き、ち○○に歯を立てた。



 ガブリ!!




                   ウギャア〜〜!!!




「……。あ〜、まぁ、確かに、そんなに美味しいと言う訳でもないよねぇ〜。ははは」


 まんごは、ち○○を口の中で咀嚼しながら、首を少し傾けた。




 2人は、存分にタピオカミルクティーとち○○を楽しんだ。




――――――――――――――




「じゃあ、また明日ね! ドリアちゃん!」


 まんごは手を振る。


 夕方になるまで、ドリアの屋敷で遊んだのだ。



 学校での話をしたり、次回の作品についての話もした。


 そして、2人は、ちくわがあったので、ついつい『ちくわゲーム』に興じてしまった。そして、まんごたちは、通算2回目のキスをすることになってしまったのだ……。


 しかし、2度目ともなると慣れたものでもあった。



 作者注:『ちくわゲーム』とは、2人がちくわの両端を咥えて、同時に食べ進めるゲームである。一般的には『ポ○キーゲーム』として知られる遊びだ。




「はい、でございますわ〜」


 ドリアは大きく手を振る。



「じゃあ、明日、駅でね!」


 まんごも、手を振り返した。


 ドリアは、お泊まりセットを準備して、明日はまんごの家に遊びに行くのだ。明日の昼、駅で待ち合わせをして、まんごの実家まで一緒に移動するのである。



 9月の大型連休は、まだ続く!




===============================




 私、高村まんご。小学3年生。


 マンゴスチン・ハートに出会って、魔法少女『フルプリマンゴスチン』に変身できるようになっちゃったの。


 そして、同じく魔法少女『フルプリドリアン』に変身できるドリアちゃんの家に遊びに行ったんだ。




さて、


 大事なことだから何度でも言うよ。



    『ちくわ』だよっ!!



 もうそろそろ怒られるかなぁ? 食べ物で遊ぶな! と。



 ごめんね。



 でも、勘のいいお兄ちゃんは察してると思うんだけど……。


 『ちくわ』は万能食材だからねぇ〜。



 再登場するよっ!


 たぶん……。



 もぅ、本当に万能だよ。


 『ち○○』としても、『ちく○』としても料理できるからね……。



   無限の可能性!!!!!



 あっ、もちろん、どっちも『ちくわ』だからねぇ〜。



 『竹輪(ちくわ)』だからね!!



 チーズをちくわに入れる料理とかね。


 ちくわを輪切りにしたりね。


 ちくわの磯辺揚げも、美味しいよね。



 楽しみねぇ〜。




さてとぉ〜、次回は、


 みなさんお待ちかね!



 マンゴーパイパイこと、宮村まんごさんの登場だよっ!



 みんな、ちゃんと覚えてる?



 え?


 オパイしか覚えてない?


 え〜えっ?


 こないだナレーションしてたでしょ!




 みんなひどいなぁ〜。


 声優は、オパイじゃなくて、声なのに……。



 次回は、なんか真面目な話になりそうなんだよねぇ〜。


 変なものを食べてばかりいないで、ストーリーも進めないといけないんだよっ!


 でも、見所も用意しないといけないからねぇ〜、難しいね。



 まぁ、次回の見所は、まんごさんのマンゴーパイパイってことで。ヨロシコ!



 お兄ちゃんも、オパイを見ながらだったら、真面目な話もちゃんと聞けるでしょ?



 え?


 無理?



 じゃあ、あらかじめ賢者に転職しといてねっ!




 じゃないと、ち○○をガブリとしちゃうょ〜。





 あっ、もちろん、ちくわのことだよっ!!





 それじゃあ、次回も、よろしくっ!



 それじゃあ、バイバイ!




 次回!


 魔法少女 マンゴ☆スチン

 『第17話 明かされた秘密!巨大な虫が生まれた理由!だまんごー』


 だよっ!



 絶対に読んでねっ!


 マンゴスチン! カジュー! ヒャクパーセントー!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i488219
秋の桜子さまよりいただきました。
リンク先は『マンゴスチンから生まれたマンゴスチン太郎』です。
i471546
こちらもどうぞ!完結しました!
― 新着の感想 ―
[良い点] ち○○とはちくわのことであると強調してからの、「ウギャア〜〜!!!」という悲鳴は笑い不可避です! ああ、きっと噛まれたち○○の悲鳴ですね。 食べ物といえども、ち○○だって噛まれたら痛いと…
[一言] マンゴスチン! カジュー! ヒャクパーセントー! こwれwはwwwww ある意味過去最高にギリギリだった気がwwww いやでもちくわだもんね!? あくまでちくわのことだから大丈夫だよね!?…
[一言] 竹馬の友っつかちくわの友www
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ