美熟女魔法剣士 ポッチャリン〜でも私、人妻ですよ〜 作:高村まんご
美熟女魔法剣士 ポッチャリン〜でも私、人妻ですよ〜
作:高村まんご
ゴオオオン! ゴン! ゴン!
グウウウウウン
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
パラリラ パラリラ
パッパー
バイクの爆音が響きわたる。
ここは道路でも河川敷でもない。公衆便所の個室の中だ。
そう、ここは女子トイレ。
「ちょっと、なにこれ〜?」
庵野緑は、和式便器に屈みながら、『○姫』のボタンを押したのだ。
しかし、臨戦態勢になった時に押した『○姫』のボタンからは、バイクの爆音が流れ出した……。
「ざわざわ……。ざわざわ……。」
トイレの外からは人々のざわつく声が聞こえる。
「何よ、この羞恥プレイ……。」
緑は、すぐに消え去りたい気持ちのまま、仕方なく用を足す。
そう、彼女はもう後戻りのできないところにいたのだ。
ジャー
と、水が流れる大きな音が、周囲にトイレの終わりを知らせる。
(クゥゥゥ〜、なんだよ〜、この人だかり……。)
緑が公衆便所の外に出ると、便所の周りには人だかりができていた。
あの爆音で集まってきた野次馬たちだ。
緑は顔を赤らめながら、公衆便所の周りの人混みに紛れ込む。
周りからの興味津々な視線を感じつつも、野次馬たちと目を合わせないように俯いたまま、小走りでその場を去った。
「はっはっはー。どうだ! 吾輩が魔改造した『○姫』、通称『汚塗肥雌』の性能は? ウヒョー!! あの女子の恥じらう姿、たまらんワイ!」
白衣を着た男が、公園の公衆便所から少し離れたベンチに座り、双眼鏡を構えていた。
マッドサイエンティストの『松戸博士』だ。
彼は、ク○ウドファ○ン○ィングで集めた資金を元に、同じような趣味を持つ同胞のために『画期的な製品』を発明する発明家である。
今回は、彼が新たに発明した『汚塗肥雌』の性能を確認しに来たのだ。
誰が女子トイレに設置したかというと……、彼自身だ!
もちろん、周囲に怪しまれないように、女装をして女子トイレに潜入したのだ。
「とりあえず、話は聞かせてもらったよ、この変態! 独り言が大きいのは、なぜか? かまってちゃんなのかい?」
松戸博士の目の前で、腕を組んで立っていたのは、『高村綾子』である。
本作の女主人公だ。
29歳の会社員であり、3ヶ月前に結婚したばかりの新婚さんである。
身長は158cmなのに、体重は69キロ。つまり、シックスナインキログラム!
スリーサイズは秘密だけど、ボボン、ボン、ボボンくらい。
今日の下着の色は黒色! 有名な下着メーカーから通販で買ったお気に入りの一枚だ!
もちろん! レースのティーバックだ!
綾子は、公衆トイレに向けて双眼鏡を構える怪しい男がいたので、気になって様子を見に来たのだ。
そうしたら、この男は独り言で、事の成り行きを勝手に話したのだ。
「誰だ、お前はワイ?」
松戸博士は大げさに、綾子を指差す。
「庵野緑の上司の、高村綾子だよ。うちの部下がお世話になったねぇ〜。あんなことして、何が目的だい?」
「吾輩は、声が出せない状況下で悶える女性が大好きなんだワイ。想像するだけでも、吾輩の白色矮星がチャンドラセカール限界を超えてしまうワイ! ワッハッハーワイ!」
松戸博士は、上目遣いでアヘ顔をする。
「は? なによそれ? つまり、想像だけで……ってことね? 早いにもほどがあるわ……。光速よりも早いんじゃない? おほほ〜」
綾子は声高に笑う。
「なんだとワイ? バカにしやがってワイ! このエリートの吾輩に逆らうとはワイ! 貴様の家にも『汚塗肥雌』を設置してやるワイ! 恥じるが良いワイ!」
「この変態めっ! 我が家の憩いのトイレに、そんなことはさせません!」
綾子は、ハンドバックから『魔法の美顔器』を取り出した。
銀色の取手に銀色の玉が2つくっついている。
綾子は『魔法の美顔器』の不思議な力で『美熟女魔法剣士 ポッチャリン』に変身できるのだ!
「よし、行くわよ!」
綾子は『魔法の美顔器』を構える。
「天が知る! 人が知る! なめこ汁! 反復横飛び三回半! 新婚旦那は三コスリ半! 三時のおやつは、栗饅頭!」
シャララララア〜〜
「美熟女魔法剣士 ポッチャリン! ただいま参上!
旦那の代わりにお仕置きしたげる! (意味深)」
ポッチャリンは決めポーズをする。
右手を上げて、サムズアップだ。どことなくミシュ○ンの上品な香りが漂う。
ポッチャリンの衣装は、フラメンコのような真っ赤なドレスに、赤いマントを羽織っている。
ドレスのスカートはミニスカートである。ぽちゃっとした肉付きのいい太ももがスカートの下で存在を主張している。
「な、なんだとワイ! コスプレ熟女かワイ? そそるワイ〜」
松戸博士は、エロそうな笑みを浮かべながら、ポッチャリンに近づく。
「わぁ〜、キモい! 近寄らないで! いでよ! ソード!」
ポッチャリンが構えた『魔法の美顔器』の2つの玉の間から、刃が現れる。
ポッチャリン専用の剣『ビガンキソード』だ。
「ガンガン! 美顔器! ビガンキソード!!!」
ポッチャリンは松戸博士を迎え撃つ。
シャキーーーン!
ポッチャリンは、ビガンキソード振りかぶった。
「ワイッ!」
松戸博士は、振り上げられた剣に怯え、とっさに両腕で頭を覆う。
「おりゃ〜」
ポッチャリンは、松戸博士の顔の前で剣を寸止めして、松戸博士のお腹に蹴りを食らわした。
ゴボッ
「グフゥ〜」
視線を剣の方に向けていた松戸博士は、ポッチャリンの蹴りをノーガードでお腹に受けてしまった。
「く、くそうワイ……。フェイントとは卑怯なことをするワイ……。」
「おほほ〜。まぁ、人間を切るわけにはいかないからねっ! まだやるかい?」
ポッチャリンは、もう一度、剣を構える。
「く、くそぅ〜ワイ。覚えてろだ〜ワイ〜!」
松戸博士は、お腹を押さえながらも、そそくさと逃げてゆく。
「やれやれだぜ〜」
ポッチャリンは、逃げていく松戸博士を目で追いながら、剣をしまう。
そして、ポッチャリンは変身を解き、元の綾子の姿に戻った。
「先輩、ありがとうございます! 話は周りの野次馬さんたちから聞きました。あいつがトイレの『○姫』にいたずらをしたんですね。私の恨みを晴らしてもらって、ありがとうございます!」
綾子と松戸博士の言い争いが気になって周りに集まっていた野次馬の中から、緑が出てきた。
「いいのよ、緑ちゃん。いつものことよ。さぁ、昼休憩の間に『饅饅堂』に行ってお菓子買わないとね」
饅饅堂は、この公園の近くにある和菓子屋である。
綾子と緑は、その店をよく利用する。昼休憩の間に、3時のおやつに食べるためのお菓子を買っておくのだ。
このお菓子が、2人の午後の仕事の原動力だ。
「はい! 綾子さん! 今日は私がお金出しますねぇ〜」
綾子と緑は、目を合わせ、大きく笑みを浮かべる。
そして2人は、お菓子を買いに『饅饅堂』へと向かった。
ある日の昼下がりの出来事だった。
マッドサイエンティスト松戸博士の発明はまだまだ続く……。
〜美熟女魔法剣士 ポッチャリン〜でも私、人妻ですよ〜 第1話 完〜
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ハロー、私、宮村まんご。高校2年生。
アイドル声優を目指して、『MAN☆GO』として活躍してるんだ。もちろん、魔法少女もやってるよ。
果物型変身装置の『マンゴー・ダイヤ』で、『フルプリマンゴー』に変身するんだ。
まぁ、今回は私が、次回予告のナレーションを任されることになったんだ。
ということで、よろしく!
アイドル声優といっても、こういう小さい仕事もこなしていかないといけないんだ。
売れるまでが大変なんだよ!
ちなみに、みんな気がついた?
前々回の、「きゃあ〜〜」っていうモブキャラの悲鳴。あれの声優、私なんだ!
人気になってから、あれ? って思われることもあるはずだから……。
今は、モブキャラでも、出させてもらえるだけでもありがたいことです。
さてと、本題だよ!
魔法少女フルプリマンゴスチン兼同人作家の高村まんごちゃんの処女作ね!
どうだったかなぁ?
冒頭からの熱い展開!
惹きつけられるよねぇ〜。
そして、剣と魔法が出てきたよねぇ〜。
もちろん、エロは一切ないからね!
小学生でも安心して読めるね!
さすが小学3年生が書いただけのことはあるね。
え? なろうで短編に?
出せるわけないでしょ?
人の目には触れてはいけない作品ってのがあるのよ。
わかる?
だからこうやってこっそりと本編の間に挟んでるのよ。
さも、まんごちゃんが書いたかのようにね……。
あ、冗談だよ!
ちゃんと高村まんごちゃんが書いたんだよぉ〜。
え? 何だって?
白色矮星がチャンドラセカール限界を超えるとどうなるのかって?
お星さまが賢者になるのよ……。
あ、冗談だよ!
ちゃんと自分で勉強してね。
さて、次回は……っと。
ついに、雌雄を決する時が来たわ!
色々ある秋の味覚。
秋刀魚もいいよね。
柿も捨てがたいけど、私は、梨の方が好きなんだよねぇ〜。
他にもねぇ、意見が分かれるものがたくさんあるんじゃない?
豆ご飯と栗ご飯とかさ?
まぁ、別にどうこうするわけじゃないけど。
というか、本当にどうすんのこれ?
これだけで1話持つの?
ドリアちゃんが栗ご飯食べてたでしょ?
そして、歌まで作ってたでしょ?
それなのに、どうしてまた栗ご飯を持ってくるの?
しかも、豆ご飯と食べ比べ!
はぁ〜、もぅどうなっても知らないよ……。
まぁ、いいや。
次回もお楽しみにっ!
それじゃあ、バイバイ!
次回!
魔法少女 マンゴ☆スチン
『第15話 あなたは豆派?それとも栗派?お米と共演!秋の味覚スペシャルだまんごー』
だよ!
絶対に読んでね!
マンゴー! カジュー! ハンドレッドパーセントー!




