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やめなかった、という事実 (完)
▫︎やめなかった、という事実
創作が辛くなったら筆を置こう。やめちゃえばいい。そして心を、少し遠くで休ませてあげる。
そうするとさ、テレビを見る、ゲームをする、散歩をする。いろんな時間が取れるはず。
それでさ、ある日思うんだよね。
小説……描こうかな。
書く人は、絶対戻ってくる。
だから、もしあなたが、創作に疲れているなら、迷わず筆を置こう。
それは逃げじゃない。インプットの時間に戻るだけだよ。
それでやめちゃったら、合わなかったんだなって流せるし、戻ってきたら、今よりずっといい文章が書けるはず。
だってあなたは作者の視点をもう持ってるんだもの。
脳みそは勝手にこれ使えそうってネタを収集してるよ。
このエッセイは、ここで終わるね。
辛くなったら、見に来ていいよ。




