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四大美女と完璧イケメンとその親友  作者: 星宮 誠二
二学期
65/82

携帯でのやり取り

今日は会話がメインになります。短くて申し訳ありません少し疲れがたまっていて(言い訳)

佐々木『今、大丈夫?』

修学旅行の班決めをしたその日の夜に佐々木は宣言通りメッセージを送ってきた。


俺『あぁ、問題ない。』

自室でのんびり携帯をいじっていた俺はすぐに返信した。


佐々木『嫌われてるのかと思ったよ。』

すると、佐々木はなぜかそんな言葉を送ってきた。


俺『なんだ、急に。』


佐々木『だって、アドレス書いた紙なくされたし。反応が素っ気なかったから。』

佐々木の言葉にどこか納得してしまう自分がいた。


俺『そんなことはないぞ。それと、反応が素っ気ないのは性分みたいなもんだから気にしないでくれ。』


佐々木『そっか。なら、よかった!』


佐々木『それじゃあ、本題のお礼について何だけど何がいい?あっ、勿論エッチなのはなしだよ?』


俺『そのお礼の件についてだが別に特に気にしてないから無理にしなくてもいいぞ。』


佐々木『・・・こういう時の男の子ってがっついてくるんじゃないの?』


俺『それは一部の男子共だけだな。少なくとも俺にそんな気はない。』


佐々木『そうなんだ。でも、お礼が無しっていうのは無しで。別に無理とかしてないからさ。』


俺『とはいっても、さっきも言ったが特にしてほしいことなんてないんだが。』


佐々木『それじゃあさ、私の買い物に付き合ってよ。ちょうど行きたいところがあったんだけど一人じゃなんだか寂しいからさ。』


俺『・・・世間一般的にはそれをデートと言うと思うんだが。』


佐々木『あっ、そっか。じゃあ、言い方を変えるね。私とデートしてくれないかな?』


俺『う~ん。』


佐々木『まだ何かあるの?』


俺『なんで俺なんだ?』


佐々木『どういうこと?』


俺『佐々木さんは可愛いんだから他のもっとカッコいい人でも誘えばいいのになんで俺なんだ?』


佐々木『う~ん。隠しても無駄だろうから正直に言うね。文化祭の時の男子生徒は覚えてる?』


俺『あぁ。』

佐々木の質問に俺は問題を起こし意味の分からない弁明をした自称3年生の男子生徒を思い出した。


佐々木『あの人は私の幼馴染なんだけど。最近、やたら私のところに来るんだ。それで、困ってるから助けてほしいんだ。』


俺『要はその幼馴染を遠ざけるための1日限定の彼氏ってことか?』


佐々木『そうだね。それで、ダメかな?』


俺『いいぞ。』

俺は即答した。


佐々木『いいの?』


俺『あぁ、そんな話を聞いたら放っておけないしな。』


佐々木『そっか、ありがと!それじゃあね。』


俺『あぁ、また学校で。』

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