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四大美女と完璧イケメンとその親友  作者: 星宮 誠二
一学期
25/82

作戦会議?

会話がメインとなっております!

「それで?どういうことか説明してもらおうか。」

淳から「お嬢様に告白された。」というメッセージが送られて来た後、俺はすぐさま淳に電話をかけ説明を要求した。


『うん。翔斗たちと別れた後、僕と先輩もアトラクションを回ってたんだ。』


「それで?」


『その後も普通にアトラクションを楽しんでたんだけど翔斗から連絡が来た時に先輩が観覧車に乗りたいって言ってきたんだ。』


「そして、観覧車の中で告白されたと。」


『うん。』


「返事はどう返したんだ?」

俺は淳がお嬢様のことをどう思っているのか知っている上であえて聞いた。


『今は待ってもらったよ。と言うことで翔斗にも少し協力して欲しいんだけど。』


「あぁ、藤本にそれとなく声をかければいいんだな?」

俺の答えに淳は電話越しに「うん。」と返事をした。


『じゃあ、また学校で。』


「じゃあな。」

そう言って、俺は淳との電話を切った。


「はぁ・・・。遂にこの時が来たか。」

俺はこの1週間のうちに起きるであろう出来事のことを考え、深く溜息をついた。


普段の俺ならばこんなことに手を貸さないがこればかりは受けざるをえなかった。何故なら、淳と澪が約束を守ってくれている限り俺から約束を破ることは出来ないのだから。


俺は澪にメッセージを送った。


俺『今、大丈夫か?』


澪『うん、大丈夫だよ。』


俺『淳から話しは聞いてるのか?』


澪『さっき連絡が来たよ。天宮先輩が告白したんだってね。』


俺『やめるつもりは・・・。』


澪『もちろんないよ。』


俺『だよなぁ。』


澪『・・・翔斗君は優しすぎるよ。』


俺『そうか?』


澪『そうだよ。』


澪『ともかく、やめるつもりはないから。それじゃあ、また学校で。』


俺『あぁ、じゃあな。』

俺は今度こそスマホを机に置いて、ベットに寝転がった。


「あいつらも面倒な性格してるな。まぁ、俺のせいか。」




おそらく、俺がこう言った理由は近いうちに分かるのだろう。

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