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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
二章

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96.上陸へ


 俺はフォティヤトゥヤァへとやってきた。

 ミダガハラ火山から吹き出した噴石を、俺は分解して見せた。


「つーか、噴火って……やばいな」


 今なおずっと、噴火が続いている。

 なるほど……これがフォティヤトゥヤァの問題ってやつか。


「どうします……ヴィル様?」

「このままじゃこの島の人たちもこまるだろうし……なんとかしたいな」


 火山の噴火をとめるためには、直接出向いて、超錬成で作り替える必要がある。

「いずれにしろ……上陸しないことには始まらんわな」

「しかしこの噴石の降り注ぐなかじゃ……」

「ま、大丈夫っしょ」


 噴石がまた振ってくる。

 俺は神鎚ミョルニルをふりかぶって、投げ飛ばす。


 ハンマーが回転しながら、噴石とぶつかり、バラバラになる。


「ね?」

「たしかに……ヴィル様がいれば問題ありませんね」

「ということ。じゃ、船長に行って、俺らだけ先に上陸しようか」

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2023/04/15 23:15 退会済み
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