96.上陸へ
俺はフォティヤトゥヤァへとやってきた。
ミダガハラ火山から吹き出した噴石を、俺は分解して見せた。
「つーか、噴火って……やばいな」
今なおずっと、噴火が続いている。
なるほど……これがフォティヤトゥヤァの問題ってやつか。
「どうします……ヴィル様?」
「このままじゃこの島の人たちもこまるだろうし……なんとかしたいな」
火山の噴火をとめるためには、直接出向いて、超錬成で作り替える必要がある。
「いずれにしろ……上陸しないことには始まらんわな」
「しかしこの噴石の降り注ぐなかじゃ……」
「ま、大丈夫っしょ」
噴石がまた振ってくる。
俺は神鎚ミョルニルをふりかぶって、投げ飛ばす。
ハンマーが回転しながら、噴石とぶつかり、バラバラになる。
「ね?」
「たしかに……ヴィル様がいれば問題ありませんね」
「ということ。じゃ、船長に行って、俺らだけ先に上陸しようか」
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