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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
二章

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82.敵とか正直どうでもいい



 俺は次なる目的を、南の国フォティアトゥヤァへと設定した。

 途中で商人の馬車に乗って、港町ウォズへと向かう。


「ここが港町……! 潮の匂いがしますね!」


 馬車から降りたポロ、夜空、ルクス、そして俺。

 人間の姿になった夜空が、ルクスを抱っこしてる。


「へんなにおいー」

「これが海の匂いじゃよ」

「こどもにはまだはやかったかなぁ」


 しかし……ふふふ。

 船かぁ……!


「ヴィル様、楽しそうですね」

「まあな! 船ってなかなかお目にかかれるモンじゃあねえしよ!」


 普段陸地に住んでるもんだから、船に乗る機会はないからな。

 テンションもあがるってもんだ。


 できれば船を作りたいって気持ちもあるんだがなぁ……。

 あー、でも設計図見たことないし。

 どこかに都合良く、船をいじらせてもらえる機会が転がってないかなぁ。


「た、大変だぁ!」


 港町を歩いてると、ふと、船着き場のほうが騒がしいことに気づく。


「ウォロロロオォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」

海魔蛇リヴァイアサンだ! 漁港に現れて、暴れてるぞぉ!」


 でかいウミヘビっぽいモンスターが暴れている。

 そのせいで船が壊されていくじゃないか!


 なんてことしやがる……!


「駆除します!」

「おらぁ……!」

「え?」


 俺は神槌ミョルニルをぶん投げる。

 スキルで肉体改造したハンマーは、すんごい勢いで海魔蛇とやらをぶち殺した……!


「す、すごいですヴィル様……あのデカい蛇を、一撃で倒してしまうなんて……」

「ああちくしょう! 物を無意味に壊すとはどういう了見だ!」


 物が壊れるのは仕方ないことだと思う。

 だが! 自分の都合で物を壊すのは我慢できねえ!


 ったく、モンスターの野郎め。

 船を壊しやがってよ。


「ありがとうございます!」

「あんただれだ?」

「商業ギルドの支店長をしております」


 どうやら漁港に拠点を置いてる、商業ギルドの人っぽかった。


「海魔蛇を討伐してくださり大変ありがとうござます」

「別に。船を壊したあいつが我慢ならなかっただけだ」

「それはどうして……む? その手、もしや黄金の手!?」


 俺の右手の甲には太陽の紋章が刻まれてる。

 これは黄金の手の持ち主であることの証だ。


「お願いがあります! わたくしめらが保有している船を、直してはもらえないでしょうか?」


 話を行くと、どうやら海魔蛇が暴走したせいで、港にあった船がぶっ壊れてしまったようだ。

 これで南の国へ行けないとのこと……。


「じゃあ、しかたねえな!」


 直す? いやいや、せっかくだ、船を作ろうじゃないか!

 せっかくの機会だもんな!


「ヴィル様、なんだか楽しそうですね」「ぱーぱはまにあ!」「ああいうのはオタクというらしいぞ」


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