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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
三章

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276.開戦



 八宝斎と、七福塵しちふくじん

 最後の戦いの鐘の音がなる。


「さぁ、お手並み拝見といこうか!」


 七福塵しちふくじんが手を鳴らすと、周囲のマグマが噴き出す。

 吹き出したマグマは九つの頭を持つ竜へと変化した。


 襲いくるマグマの竜たち。

 彼らが俺に触れる瞬間、ガラスのように砕け散った。


「なるほど……それが神鑑定か。イメージを具現化する神の技能!」

「ま、そんなとこだ。いくぞ!」


 俺が七福塵しちふくじんにつっこむ。

 彼はその場から動こうとしない。


 ハンマーで攻撃を図ろうとし、止める。

 にやぁと七福塵しちふくじんが笑うと、その体を自在に変化させる。

 

 まるでスライムのように、体をやらかくし、そして無数の触手を伸ばして俺を捕縛しようとする。

 俺はその場でバク宙して回避し、空中に空気ブロックを作ってそこに乗っかる。


「神器をふらずとも、持っているだけでイメージの具現化は可能なのだな」

「ま、そんなとこだ」


 七福塵しちふくじんの体を改めて見やる。

 体内には無数の呪具が埋め込まれているのだ。


 体を変化させたのも、マグマの竜を呼び出せたのも、すべては奴の中に取り込まれた呪物のせい。

 

「なら……」

 

 俺はやつに向かって特攻。

 地面から無数の柱が伸びる。


 鋭く尖った柱が七福塵しちふくじんの体を串刺しにしようとする。

 だが柱は奴の体に触れる瞬間に、朽ち果ててしまった。


 それでいい。

 やつの気が逸れてる間に、俺は距離を詰める。


「ぜぇい!」


 ハンマーを思い切り七福塵しちふくじんめがけて振るう。

 やつはまたしても体を変えて、俺の一撃を回避してみせた。


 なんとなく、攻略法が見えてきたぞ。


「そうはさせん! いでよ!」


 ごごごごお! とマグマがまたしても盛り上げると、そこには、巨大なゴーレムが出現していた。

 溶岩でつくった人形だろう。


 だが、まあ。


「俺もできるぜ!」


 やつのマグマの巨人を見て、構造を見抜き、同じものを作る。

 二人の巨人が激突しあい、大爆発を引き起こした。

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