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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
三章

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260.もったいない



 魔族国ケラヴノスティアの王都にて。

 死んでしまった魔族達を蘇生するべく、俺は新しい結界を作ることにした。


「よっし……いくぜ!」


 俺は結界の中心部に立つ。

 手には小さな杭。


八宝斎はっぽうさい殿、それはなんですじゃ?」

「こりゃあこの呪われし結界の核だ」


「なんと! 結界の核なんて、よく見つけましたな」


 結界の核は、人間で言うところの心臓だ。

 壊されたら結界は消滅する。だから、普通は見つからない場所に隠してる。


「え、呪物の気配なんて、簡単にわかるだろ?」


 俺は旅に出てから今日まで様々なモノを作ってきた。

 その結果、強いモノの気配を簡単に感じ取れるようになった。


 特に、呪物については、目隠ししててもわかる。


「さすが八宝斎はっぽうさい殿じゃ……」

「そう?」


「して、どうして破壊されないのですか?」

「ああ。もったいないっておもってよ」


「もったいない?」

「おう。万物破壊でぶっ壊すことは簡単だけどさ。もったいないだろ? せっかく作られたモノなんだからさ」


 作ったのが誰かわからんが、壊すのはそいつの努力を無にする行為になるからな。


「つーことで、これを有効活用しようとおもってな。超錬成!」


 かつーん!

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