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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
三章

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258/283

258.手分け



 結界内には無数の人骨があった。

 でも、まだ魂は結界の中にあるし、蘇生は可能だろう。


「みんな俺が救うぜ。だから……死体を集めるのと、それと、作業の邪魔をしないようにしてほしいな」


 と、俺は勇者達に言う。


「作業の邪魔……?」


 ロクサーヌちゃんが首をかしげる一方で、勇者達はおのおのの聖剣を抜いてうなずく。


「あれを片付ければいいってことだよね、ししょー!」


 ミリスが視線を向ける先には、半透明の体をしたバケモノが近づいてきた。


「怨霊! この結界内にとどまっていた魂が、魔物となったもの!」


 怨霊達が一斉に飛びかかってくる。

 イリスがその場で回転蹴りを食らわせる。


「旋風脚!」


 一陣の風が吹いて、怨霊達が吹き飛ばされる。


「殺しちゃだめだぜ。あとで皆元通りにするからな! ミリス、ロクサーヌちゃん、骨集めよろしく!」


 ポロ、イリスは怨霊の相手、残りは骨集め。

「ヴィル様は何を……?」

「俺は結界にちょいと仕掛けを……ね」


 王都を包みこむ結界を見上げながら、俺は言うのだった。

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