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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
三章

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249.再会



 イリスを正気に戻した。んで、だ。


「こっからどうするか。とりあえず、この国に居る反乱魔族達は、俺とミリスたちとで手分けして、大体やっつけたわけだが……」


「ミリス……そうですわ、あの子は今どこにっ?」


 イリスにとってミリスはふたごの妹なのだ。

 彼女の居場所が気になってしまうんだろう。


「大丈夫。無事さ。俺の仲間と一緒に行動してるよ」

「そう……ですの……よかった……」


 ほぅ……と安堵の息をつくミリス。

 妹が無事で良かったって思ってるんだろうな。


「一端合流かな。おまえも妹に会いたいだろ?」

「ええ……心配ですわ。あの子……さみしかがってないかなって……」


 うーん、どうだろうか。

 元気してるような気がするけども。


「一端呼び出すか」

「よび……え、どうやってですの?」

「英雄召喚」


 かんっ、と俺は地面を神鎚ミョルニルでたたく。

 瞬間、俺の作った神器ごと、勇者であるポロとイリスが召喚された。


「うわぁ! び、びっくりした~……って、お、お姉ちゃんっ!」


 イリスがミリスを見て、じわ……と目に涙を浮かべる。


「うわわーん! おねえちゃーん!」


 イリスは姉に抱きついて、まるで子供のように、わんわんと泣きじゃくっていた。

 強い子だと思っていたんだが……そうだよな。家族になにかあったらっておもったら、不安に思ってしまうような。


「イリス……無事で良かったですわ」


 ミリスもまた泣いていた。会えない時間を埋めるように、きつく、二人は抱きつくのだった。

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