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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
三章

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 聖剣アース・シェルが呪物となって、イリスを暴走させている。

 アースをどうにかせにゃあかんな、これは。


 イリスは地面を拳でぶったたく。

 地面から岩の槍が錬成され、俺の腹部を狙ってきた。


 俺は回避するも、そこには別の岩の槍が。

 アース・シェルの効果だ。あいつは鉱物を自由に錬成できる。


 俺と、似たような能力を持っているのだ。

 だが、まあ。


「危ない! 八宝斎はっぽうさい殿!」


 無数の岩槍が俺の体に向かって飛び出してくる。

 俺は……避けない。

 バキィイイイイイイイイイイン!


「な!? ど、どうなってるのじゃ!?」

「ふむ……どうなってるか? いや、単純にイリスの作る槍が、なまくらってだけだ」

「は、はい?」


 俺はイリスに向かっていく。

 イリスは岩槍でなおも攻撃してくる。

 が、俺に当たった瞬間、壊れる。


「イリス。武器をそんな、消耗品みたいに作っちゃ可哀想だ。きちんと一本一本、愛情込めて作ってやらないとな」

「な、なるほど……乱造してるから、1本のクオリティはたいしたことがない。だから、効かない……と?」


「まあそういうこったな」


 ロクサーヌちゃんが感心してる。

 俺は自分の間合いまでやってきた。


「ほら、こんななまくらじゃ、俺一人傷つけることもできない」

「うがあああああああああああああああああああ!」


 イリスが聖剣を使って攻撃してくる。

 俺はそれを回避し、聖剣に向かって神鎚ミョルニルを振り下ろす。

 カツーン!


 超錬成の力を発動。

 呪物となっているアースを作り替える。


『ぐ、あぁあああああああああああああああああ!』


 アース・シェルにまとわりついていた、黒い闘気オーラが消えていく……。

 

『はっ! わ、わしゃなにを……』

「目ぇ覚めたかい? アース」

『!? う゛ぃ、ヴィル坊じゃないか! いったいどうしてここに……?』


 ふら……とイリスがその場で倒れる。 

 呪いによる支配から解放されたからだろう。


 俺はイリスを抱き留める。

 うん、お疲れさん。

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『 【連載版】おっさん剣聖、獣の国でスローライフを送る~弟子に婚約者と道場を奪われ追放された俺、獣人国王女に拾われ剣術の先生となる。実は俺が世界最強の剣士だったと判明するが、泣いて謝っても今更戻る気はない』


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