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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
三章

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246/283

246.まだ倒れてない

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 イリスが俺の前で気絶してる。 


「い、一体何をなさったのですじゃ……?」


 ロクサーヌちゃんが困惑しながら聞いてくる。

 まあ、端から見れば急にイリスが倒れたようにしか見えないだろう。


「運動エネルギーを作り替えたのさ」

「?」


「イリスが俺に向かって放ってきた攻撃のエネルギーを、吸収、作り替えて、相手に与えるエネルギーに変えて流し込んだ……」


 ぽかーん……としてるロクサーヌちゃん。

 うーん、難しいか。


「とにかく、相手の力を利用して気絶させたってことよ」

「な、なる……ほど?」


 説明を受けても、ロクサーヌちゃんは理解できないらしい。

 うううん、説明って難しいね。


「さ、イリス。それに、聖剣アース。すぐに楽にしてやるよ」


 聖剣アース・シェルは現在呪われてる。

 その呪いを俺が、神鎚を使って破壊してやる。


 そう思ったそのとき。

 ごぉおおお! とアースから黒いオーラが立ち上ったのだ。


 イリスは立ち上がる。いや、呪物アースによって立たされた、と表現した方が適当かもしれない。


「ロクサーヌちゃん!」


 俺は危機を察知して、ロクサーヌちゃんを抱きかかえて、その場から離れる。

 イリスは思い切り地面に拳をたたきつけた。


 ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!


 地面に巨大なクレーターができる。

 なんつーパワー。さすが地の聖剣。


「イリスを気絶させてもだめか……」

 

 呪物を直接たたいて治すしかないなこれは。

【★大切なお知らせ】


好評につき、連載版をスタートしました!


『 【連載版】おっさん剣聖、獣の国でスローライフを送る~弟子に婚約者と道場を奪われ追放された俺、獣人国王女に拾われ剣術の先生となる。実は俺が世界最強の剣士だったと判明するが、泣いて謝っても今更戻る気はない』


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