243.わかるだろ?
【※読者の皆様へ】
今回のあとがきは、
「全ての読者様」にお読みいただきたいです!
1分も掛からないので、最後まで目を通してくだると幸いです。
《ヴィル視点》
俺はロクサーヌちゃんと一緒に移動。
悪い魔族に支配されてる村に赴き……。
どーん! と一発、悪い魔族をぶっ倒していく。
「よしよし、結構な数の魔族ぶっ飛ばしたぞ」
「さすが八宝斎どの。しかし……地の勇者様がおりませぬじゃ」
ふむ、確かに。
さっきからいろんな村を回っているのだが、地の勇者イリスの姿がどこにもない。
ミリスとともに魔族国に来て、そして敵に捕まったと聞いていたのだが。
「よもや死んだ……」
「ないよ。ミリスは生きてる」
「な、なぜそう断言できるのじゃ……?」
「? わからないのか? あいつは……勇者だぜ?」
なるほど、とロクサーヌちゃんが得心いったようにうなずく。
「人民の救世主たる、勇者が、悪に負けるわけがない……そう信じておられるのですな!」
「? いや、違うけど」
「ち、違うのですか……? で、では何を根拠に、イリス殿が生きてると?」
「え、だってイリスの聖剣のメンテしてたのは、俺だぜ? 聖剣が壊れてないことくらい、触ったことがあるんだから、わかるだろ?」
聖剣はあるだけで、存在感を放つ。
それは、どこに居てもわかるものだ。
聖剣が壊れたら、その存在感が世界から失われる。
だからほら、わかる。
「わ、わかりませぬ……」
「あ、そっか。ロクサーヌちゃんは鍛冶師じゃないものな。じゃあわからなくてもしょうがない」
「い、いや……鍛冶師であっても理解できないのでは?」
「? じーさんは理解できてたけど」
ロクサーヌちゃんは頭を抱えてしまうのだった。ええ、なんでー?
【★大切なお知らせ】
好評につき、連載版をスタートしました!
『【連載用】スキル【無】の俺が世界最強〜スキルの無い人間は不要と奈落に捨てられたが、実は【無】が無限に進化するSSS級スキルだと判明。俺をバカにした奴らが青ざめた顔で土下座してるけど、許すつもりはない』
広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!
リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。
https://book1.adouzi.eu.org/n2689ja/




