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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
三章

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236/283

236.失われしもの

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。


 新たなるスキル、神錬成を覚えた。

 人体を錬成するほどの、超凄い錬成技術だ。


「あれ? 八宝斎はっぽうさい殿? ディアが動きませぬぞ?」


 魔族ディアはその場に棒立ちしている。

 目はうつろで、とてもじゃないが、生きてるようには見えない。

 が……。


「一応生きてるよ。でも……魂が乗ってないみたいだな」


 しくった。

 魂までは、まだ込められないか。くっそー。


「な、何をおっしゃってるのじゃ……? 魂って……」

「人を人たらしめる証拠、肉体を動かす意思の結晶。それが……魂」


 この肉体には、魂が乗っていない。

 だから……動かない。


「聖剣たちには、魂が乗っていた。でも、俺の作ったこれには魂がまだ乗ってない。ただの肉人形さ」


 俺もまだまだだなぁ……!

 よしっ!


「どこか、嬉しそうじゃの」

「まあな! 伸びしろがあるってことだしよぉ」


「なんというポジティブシンキング……して、この肉人形はどうなさる? 廃棄です?」

「まさか! もったいない!」


 はて、とロクサーヌちゃんが首をかしげる。


「たしかに魂が乗ってないけど、それでも肉体は本物だ。だから、このディアのツノ、斬っておけば、再生する。(ボックス)の中に収納しておけば、ずっと俺の欲しい素材を採取させて……って、どうしたの? ロクサーヌちゃん」


 なんか、すごい……ドン引きしていた。

 え、ええ? 俺、何かしてしまっただろうか……。


「凄い力の代償に、人間性を失ってしまったのですな……お労しや……」

 

 微妙にディスられてる気がしたけど……まあ、いいや。

【★大切なお知らせ】


好評につき、連載版をスタートしました!


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