231.手分け
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
ミリスの聖剣を治した。
「それで、兄貴はこれからどうするの?」
ウィンド・クローを装備したミリスが尋ねてきた。
相棒が戻ってきて嬉しそうだ。良かった良かった。
っと、次についてか。
「ロクサーヌちゃんの手伝いを続行するつもりだよ」
魔族の少女、ロクサーヌちゃん。
彼女からの依頼で、内乱によって荒廃した魔族国ケラヴノスティアを復興させる手伝いをしている。
「じゃあぼくも手伝うよ!」
「おお、いいのか?」
「もち!」
ミリスがいれば復興がラクニなるな。
他の村も、ここと同様、悪い魔族に支配されてるだろうし。
正直、戦闘→街の修理、と二つやるのは面倒くさいって思っていたところだ。
「じゃあ、悪い魔族をコテンパンにしてきてくれ。俺はイリスを探しながら、街を治すから」
「あいあいさー!」
ミリスが負けたのは、ウィンドクローが壊れてしまったから。
武器が万全な状態に戻った今の彼女に、かなう魔族はいない。
ならば、戦闘を彼女にまかせ、それ以外のことを俺がする。分業した方が良い。
「ポロ。おまえはミリスを手伝ってやってくれ。俺はロクサーヌちゃんと行動する」
「わ、わかりました……ヴィル様が、それを望むなら……」
嫌そうだ。
俺の側を離れたくないらしい。
「頼むよ」
「! わかりました!」
俺に頼られるのが凄く嬉しいらしい。
ポロは尻尾をぶんぶんさせてる。かわいいな。
「よしじゃあ、手分けして国を救うぞ」
「「おー!」」
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