表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
三章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

220/283

220.魔族モール

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 俺は勇者が捕らえられてるはずの、村へとやってきた。

 ふーむ……あんま人の気配はしないなぁ。


 どこ行ったんだろうか……?

 とそのときだった。


「ヴィル様! 危ない!」


 がきぃん!

 俺の前の前に、二メートルほどのでっかい人物が突如として現れた。


 ポロはいち早くそいつの存在に気づいたらしい。

 ポロが光と闇の聖剣をクロスさせ、そいつの攻撃をガードしてる。


「ほぅ……このおれの攻撃に気づくとは。ただの獣人ではなさそうだなぁ」


 そいつは、最初モグラだとおもった。

 しかし人間のようなフォルムをしてる。二足歩行するでかいモグラって感じだろう。


「何者!?」

「おれは土遁どとんのモール! 男爵級魔族がひとり!」


 土遁……モール?

 魔族かー……。


 そういや、【純粋な】魔族をまともにみたの初めてかもな。

 ほほぉおう……。


 人間の骨格に近いものをしてるな。

 でも筋肉の付き方は人間とまったく違う。ふむふむ。


「モール! 貴様何をしてるのじゃ!」


 ロクサーヌちゃんが叫ぶ。

 どうにも知り合いっぽいな。


「これは姫様。ドエム・オシオキスキ様のご命令で、侵入者を排除してるのですよぉ」

「やめるのじゃ!」


「それは承服しかねますねえ……今はドエム・オシオキスキ様が我らの新しいリーダーですからねぇ。前王の娘さんのいうことは聞けないですよぉ」


 そういや、今はドエム・オシオキスキってやつが、魔族のトップなんだっけか。

 がきんっ! とポロがモールを弾き飛ばす。


「なかなかやりますね。魔族の腕力と対等に渡りあうなんて」


 ポロの筋肉に疲労がたまってるのが診てわかった。

 腕力はモールのほうが上だな。人間より筋肉の密度が高い。


 それに、体内に保有する魔力量は人間のそれを遥かに凌駕していた。



「ポロ。気をつけろ。相手は多分自己を強化する魔法を、意識せず使っているのだろう」

「魔法を意識せず使うですって!?」

「多分な。人間と魔法発動のプロセスが異なるんだろう?」


 ほぉ……とモールが感心したようにつぶやく。


「人間がそれを見破るなんて。特別な鑑定眼でももってるのか?」

「いや、そんなたいそうなもんじゃあないよ。ただ、俺は職人だからさ、どんなものもだいたい一度診れば、構造を見抜けるのさ」


 しかしふーむ、腕力勝負じゃポロに分が悪いぞ。


「ポロ、俺も戦うぞ」

「いえ! ここは私に任せてください」


 どうやらポロがやりたいらしい。

 まあ聖剣もあるし、大丈夫だろう。


 戦闘は職人の仕事じゃあないからな。

 ポロに任せよう。

【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】


新作の短編投稿しました!

タイトルは、


『大魔導士は田舎でのんびり人生を謳歌する~「おっさんは必要ねえんだよ」と勇者パーティをクビになった俺、実は仲間にレベルを奪われてただけだった。呪いが解けて弱体化したみたいだが俺にはもう関係ない』


広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!


リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。



https://book1.adouzi.eu.org/n0797ip/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ