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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
三章

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217/283

217.今のポロ

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



《ポロSide》


 魔族国にて、捕らわれてる勇者を救出に向かう。

 その道中、馬車の中にて。


 ポロは先ほど知った、クーデターの首謀者の名前を反すうしていた。


「ドエム・オシオキスキ……」


 それは、忘れたくても忘れない、にっくき相手の名前。

 ポロの両親を殺した、仇の名前だった……。


「…………」


 愛する両親を殺した相手が、この地にいるという。

 そして悪事を働いてる。


 なんという巡り合わせ。幸運だ。

 ……敵が悪ならば、この手で切り捨てることも……。


 思考が闇に飲まれそうになる。

 だが、ぽう……と自分の腰に差してる2本の聖剣が、淡く輝いた。


『ポロよ……』

『まっま……』


 ……以前のポロなら、力を私利私欲のために振るっていた。

 己の復讐心を満たすために。

 

 だが……。

 水の勇者など、多くの勇者達の姿、ありようを見てきた今は……違う。


 そして何より……ヴィル。

 大いなる力を持ちながら、その実、人のために使い続ける……偉大なる人の背中を見続けてきた、今は違う。


「わかってるよ。二人とも。……私は、勇者だから」


 己のために振るうのではなく、他者のために、この剣を使うのだ。

 ポロの心の中には、一点の曇りもなかった。

 

 やつと対峙したら、戦い、打ち破って……。

 そして、捕まえ、罪を償わせる。


 そう、ひとり心の中で決めるポロ。


『成長したな、ポロ。うれしいぞ。使われる身として』


 闇の聖剣、夜空が本当にうれしそうに言う。

 前のように、刃から拒絶されるような感覚はなかった。


 聖剣に選ばれた、使い手になれたのだと再認識して……少し、泣いてしまった。

 過去にいつまでもとらわれず前に進むことが出来てるのだと……太鼓判を押されたような気がした。

 それがうれしくて、泣いたのだった。

【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】


先日の短編好評のため、

連載版、投稿しました!


タイトル変わりまして、


『転生した悪役令嬢が世界最強の魔術師になった訳~破滅エンドが嫌なので魔術を極めることにしました。主人公と攻略対象との恋路の邪魔をする気は毛頭ありません。なのにどうして私が全員からモテてるの?』


広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!


リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


https://book1.adouzi.eu.org/n2005io/

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