205.作り手の差【閑話】
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
海辺で肉焼いて食ってる俺たち。
「ヴィル様! お肉……わたしが焼きますよ!」
「ポロ」
獣人ポロが耳と尻尾を激しく動かしながら言ってくる。
今日は勇者達の慰労を兼ねたBBQ……なんだが。
ぐうぅ……。
「ほら、お腹空いてますよね!」
「そうだなぁ。じゃあ任せていいか?」
と言っても肉を炭火の上において焼くだけだ。
そんなムズカシイ作業ではない。
ほどなくして焼き上がった肉を、ポロがタレをつけて渡してくる。
「おーうめ」
うまうま。
タレと肉汁あう~。
「どれ、わしもいただこうかな」
「はい、夜空さん……どうぞ!」
「うむでは……あむあむ……むぅう……」
夜空が急にムズカシイ顔をし出した。
「どした?」
「ううむ……創造主が焼いた肉と、我が使い手の焼いた肉とでは、味が異なる気がしてな」
「えー? そおう? おーい、みんなー、意見プリーズ」
勇者達にポロの焼いた肉を食べてもらう。
なるほど……とみんながうなずく。
「……確かにヴィル様の焼いた肉の方が数倍おいしいですね」
「ぱく……! うん……たしかに、私の、なんか……違う……」
キャロラインとポロがうなずきあいながら言う。
んー? そうかなぁ。
「そこは作り手の差じゃあないのかい? 料理もとどのつまり物作りと同じだろう?」
「「「なるほど……! さすがヴィル様!」」」
いやいや……ライカがさすがってなるならわかるけど、なんで俺がさずがなの……?
「ヴィル殿はなんでもできますなぁ。物作りに、バトル、そして料理。まるで万能の神さまでありますよぉう」
ヨウがもぐもぐと肉を食いながらそう感想をつぶやく。
神さま……そんなたいそうなもんじゃあないんだぜ、俺。
【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】
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