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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
二章

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205/283

205.作り手の差【閑話】

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。




 海辺で肉焼いて食ってる俺たち。

 

「ヴィル様! お肉……わたしが焼きますよ!」

「ポロ」


 獣人ポロが耳と尻尾を激しく動かしながら言ってくる。

 今日は勇者達の慰労を兼ねたBBQ……なんだが。


 ぐうぅ……。


「ほら、お腹空いてますよね!」

「そうだなぁ。じゃあ任せていいか?」


 と言っても肉を炭火の上において焼くだけだ。

 そんなムズカシイ作業ではない。


 ほどなくして焼き上がった肉を、ポロがタレをつけて渡してくる。


「おーうめ」


 うまうま。

 タレと肉汁あう~。


「どれ、わしもいただこうかな」

「はい、夜空さん……どうぞ!」

「うむでは……あむあむ……むぅう……」


 夜空が急にムズカシイ顔をし出した。

 

「どした?」

「ううむ……創造主が焼いた肉と、我が使い手の焼いた肉とでは、味が異なる気がしてな」

「えー? そおう? おーい、みんなー、意見プリーズ」


 勇者達にポロの焼いた肉を食べてもらう。

 なるほど……とみんながうなずく。


「……確かにヴィル様の焼いた肉の方が数倍おいしいですね」

「ぱく……! うん……たしかに、私の、なんか……違う……」


 キャロラインとポロがうなずきあいながら言う。

 んー? そうかなぁ。


「そこは作り手の差じゃあないのかい? 料理もとどのつまり物作りと同じだろう?」

「「「なるほど……! さすがヴィル様!」」」


 いやいや……ライカがさすがってなるならわかるけど、なんで俺がさずがなの……?


「ヴィル殿はなんでもできますなぁ。物作りに、バトル、そして料理。まるで万能の神さまでありますよぉう」


 ヨウがもぐもぐと肉を食いながらそう感想をつぶやく。

 神さま……そんなたいそうなもんじゃあないんだぜ、俺。

【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】


新作投稿しました!

タイトルは、


『【連載版】俺だけステータスオープンできる件~はずれスキル【開】のせいで実家を追放されたが、ステータス確認できる俺はチートスキルもS級アイテムも選び放題で気づけば世界最強。俺を虐げた皆ねえ今どんな気分?』


ページ下部にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!


リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


https://book1.adouzi.eu.org/n9203ii/

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