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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
二章

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204.恍惚【閑話】



 勇者達は焼いた肉に、俺秘伝のタレを付けて食べる。


「あはぁああん♡」

「あはん?」

「んんぅうううん♡」

「んんう?」


 みんなが恍惚の笑みを浮かべて、びくびくと体を震わせてる。

 なんだなんだ。


「どうしたおまえら?」

「はあ……はあ……♡ 美味しすぎて……♡ つい……甘い声が……♡」


 そ、そういうもんか……?

 俺がタレに肉漬けてくって見る。うん、うまい。これだけじゃん。


「我が創造主よ」


 闇の聖剣 夜空(人間態)が俺に近づいて言う。


「何度も食っただろうおぬしとちがって、ほかの勇者達はこの尋常ならざる上手いタレを食べるのが初めてなのじゃ。味に慣れておらぬから、オーバーリアクションになってしまうのじゃろうて」


 たしかに作る段階で何度もタレの味見はしてきたからな。

 まあ上手いとは感じるが、それ以上の快感を得ることはない。


 なるほど……これを初めて感じると、ああなるのか……。


「やはり我が創造主の作る物は、道具ではなくともすごいのじゃ」

「しゅごいですぅう……♡」「天に昇るぅう……♡」


 まあ作った物褒められるのはうれしいな!


「この艶っぽい雰囲気でミリも立たぬか……ううん」

「立つ? 何言ってんのおまえ?」

「いや、何でも無いのじゃ……」


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