203.BBQ【閑話】
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
夏! 海! ということで、みんなで海辺で肉を焼いて食べることにした。
バーベキューってやつだ。ガンコジーさんが生きていたころは、良く家族で夏になると肉焼いて食ってたなぁ。
今回は勇者のみんなにもすごい協力してもらったし、労をねぎらうため、ちょいと頑張ってしまったぜ。
「肉やけたぞぉ」
海辺で遊んでいた勇者たちに声をかける。
ととと、とポロが真っ先にやってきた。
「準備をお任せしてすみません!」
「いやいや、いいって。今回はポロを含めたみんなへの、お疲れ様会を兼ねてるからね」
「それを言うならヴィル様だってお疲れなんじゃ?」
「全然」
ウィニーちゃんとまあバトルが発生してたけど、あんまその間、疲れてないんだよね。
「我が創造主はウィニーの作った道具に興奮していたから、アドレナリンどばどばで、疲労を感じておらぬかったのじゃろうて」
「あ、夜空の言う通りかも。いいもん見せてもらってちょー興奮してたしなぁ」
ウィニーちゃん。ほんと良いものを作る職人さんだったなぁ。
あれで、人の役に立つものを作ればよかったのに。
主義主張の食い違いってやつは、職人ならば発生してしかるべきだ。
作り手それぞれに違ったこだわりがあるからね。
まあそれはおいといて。
「肉やけたぜー。ささ、たくさんお食べ」
「わぁ! わぁ! なんでしょう、とってもいい香りがいたします!」
なんだなんだ、とぺルシャを含めた勇者たちが、焼き台の前へとやってくる。
網の上には串をさした肉やら野菜やらが焼かれている。
炭の香りのほかに、こうばしい香りが漂っている。
「「お、おいしそおぉ」」
ポロとぺルシャ、獣人の勇者たちが恍惚とした笑みを浮かべてる。
ライカたちも香りをかいで目をむいていた。
「せ、先生! なんかかいだことない、すんげえ美味そうな匂いがするよ!」
「ああ。自家製のたれをかけたんだ」
「お、おお! 早く!先生早く食べたい!」
「どうぞどうぞ」
ライカが真っ先に串を手に取る。
こういうとき、遠慮しないタイプなんだよなライカって。
ばく! とライカが豪快に串にささった肉を食べると……。
「うんめぇええええええええええええ!」
涙を流しながら、ライカが肉を食べていく。
よかった、お口にあうようだぜ。
「なんだい先生! この、こんな……うめえ肉初めてだよ! 高い肉なのかい!?」
「いや、普通に商業ギルドとかで安く大量に売ってる肉」
それを■に入れておいたのだ。
「じゃあ、たれがすごいってことかい! ふぁー! うますぎてやばいよ!」
【★新作の短編、投稿しました!】
タイトルは――
『俺だけステータスオープンできる件~ごみスキル【開く】のせいで実家を追放されたが、ステータス確認できる俺はチートスキルもS級アイテムも選び放題。馬鹿にした皆、金も名誉も手にした俺を見てねえ今どんな気分?』
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