198.二章エピローグ【書籍化します!】
【★お知らせ】
本作、書籍化します!
書籍化にあたり、タイトルが変更になりました!
『追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜』
旧題)伝説の鍛冶師は無自覚に伝説を作りまくる~弟に婚約者と店を奪われた俺、技を磨く旅に出る。実は副業で勇者の聖剣や町の結界をメンテする仕事も楽々こなしてたと、今更気づいて土下座されても戻りません
《七福塵Side》
ヴィルがウィニーを打ち破った様を、悪しき職人、七福塵は見ていた。
彼は奇妙な生物の上に乗っていた。
猿の顔、虎の胴体、尾からは蛇が生えてる奇妙な生物……。
合成獣ともいうべき、謎の命の上に座っていた。
「くっくっく! あっはっは! いい! 凄く良いぜ、八宝斎!」
七福塵は片目を閉じて、あぐらをかいて座ってる。
閉じてる方のまぶたのしたには眼球がない。
自分の目を変形させて、飛行生物に作り替えて、使い魔のようにして解き放ったのだ。
使い魔の見た映像が、七福塵の脳内に流れ込んでいる。
聖剣を取り込み暴走したウィニー。
それを破壊したヴィル。
戦いの中で進化し、スキルを作り出したウィニー。
だがそれを凌駕する、英雄再現を使った、ヴィル。
二人に対する評価はというと……。
「ヴィル! おまえさんは、本当に最高だ!」
とまあ、七福塵はヴィルのほうが凄いと思ってるようだった。
「これで八宝斎の完成形へとまた1歩近づいたわけだ……! くく、くくくく!」
七福塵は満足げにうなずく。
「さすが、おれが作った、最高傑作だなぁ……!」
ヴィル・クラフトは、窮地から国を救ったことで、またひとつ、道具としての格があがった。
はたして、七福塵が作ろうとしてる、八宝斎の完成形とは……。
いったいどういう形をしてるのか。
それは作り手である八宝斎にも、ましてや、当の本人ですら、わからないのだった。
【☆★大事なお知らせ☆★】
これにて二章終わりです!
次章へつづきます!
そして!
本作の書籍化&コミカライズが、決定しました!
ありがとうございますー!
【お知らせ1 タイトル変更】
タイトルが変わります!
『追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜』
【お知らせ2 出版社】
双葉社、Mノベルス様から
7/28、つまり、明後日発売です!
【おしらせ3 書影】
以上です!
皆様の応援のおかげで、ここまでこれました!
本当にありがとうございます!
引き続き、本作をよろしくお願いします!
【★予約はこちら!】
https://gaugau.futabanet.jp/list/work/649d23f8a53aef9e19000003




