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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
二章

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188.



《ウィニーSide》



 ヴィルによって炎の体は凍結させられ、さらに取り込んでいた火の聖剣は分離させられた。

 体に満ちていたエネルギーは一瞬で枯渇し……巨体を維持できず、ボロボロと崩れていく……。



『くそ……! くそぉおおお! うごけえ! うごけよぉおおおおおおおお!』



 ウィニーが叫ぶもしかし意思にはんして、体は動こうとしない。

 ヴィルはその様子を見てこう分析する。



「無駄だぜ。君の体は火の聖剣ファイア・ローが生み出す熱エネルギーを動力としていた。動力源を失った今、その体はもはや動かすことはできない」



 たとえ神器が複数個集まっていたとしても、それを運用するだけのエネルギーが足りない。

 ヴィルの言うとおりだ。



 だが……彼の言葉を認めたくなかった。

 それすなわち、自らの敗北を認めることになるから。



『いや……だ……いやだ……! ぼ、ボクは……負けない……ボクは……ボクはぁああああああああああああああああああああ!』



 びき、びきびき……! とウィニーの体に亀裂が走る。



「まずいぜ先生!」

「相手は自爆するつもりでございます!」



 雷の勇者ライカ、そして火の勇者ヨウが叫ぶ。

 ヴィルもそう思ってるのかうなずく。



「俺がぶっこわす」

「いや、ここはあたいにまかせな!」

「うちも、やります!」



 ざんっ、と二人の勇者が聖剣を構える。

 その間になけなしのエネルギーを貯めて……一気に放出した。



 ドガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン……!

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― 新着の感想 ―
[一言] ※ だけのタイトルもあったけど、何にもなしってw
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