表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
二章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

180/283

180.勇者集結




「……ヴィル様っ」



 氷の聖剣、アイス・バーグの使い手、キャロライン。

 クールな印象を受ける彼女が、頬を赤らめ、俺の腕にくっついてくる。



「悪いな、呼び出して」

「……気にしないでくださいっ! ヴィル様のためなら、たとえ火の中水の中です!」



 彼女ら勇者にも自分の生活がある。

 俺の都合で呼び出すってことは、迷惑かけるってことと同義だからな、気にしてたんだ。



 でもキャロラインは笑顔だった。

 どうやらちょうど暇だったみたいだな。良かった。



「ヴィル。久しぶりですね」

「悪いな、ペルシャ」

「いいえ、あなたのためですもの、喜んで」



 獣人の女王ペルシャ。

 こないだ訪れた、獣人国ネログーマの長だ。



 彼女だって忙しいだろうに、来てもらえてうれしかった。



「勇者様がた! おひさしぶりです!」



 ポロが二人に頭を下げる。

 ペルシャは微笑みながら、キャロラインはクールな表情でうなずく。



「ポロさん、少し見ない間にとても成長しましたね。娘もびっくりすると思いますよ」



 そういや、ポロはペルシャに訓練着けてもらっていたことがあったな。

 その彼女から見ても、ポロは成長してるように見えるのだろう。



 俺も同意見だぜ。



「……それで、ヴィル様。敵は?」

「あれだ」



 炎の魔神を指さして言う。

 今はヨウが、魔法矢でひとりで対処してるところだ。



「まあ、フォティヤトゥヤァの勇者さまじゃあありませんか」

「……またヴィル様に違う女が。くそが」



 俺は二人に言う。



「あの熱のせいで近づけない。ふたりの力で、あの炎をなんとかしてくれ」



 ふたりがうなずくと、それぞれ聖剣を手にする。

 レイピアの形をした、氷の聖剣アイス・バーグ。


 

長槍の形をした、水の聖剣アクア・テール。

彼女らの力が合わされば、あんな炎なんてへでもないだろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ