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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
二章

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157.ムササビ



 空中要塞を外側から破壊できないと思った俺は……。

 要塞の中へと、侵入することにした。


 この護神像の操作をポロに任せて、俺は出口へと向かう。

 後ろからは火の勇者ヨウが走って着いてくる。


「ここにいてもいいんだぞ」

「あ、あぶないでありますよ! ひとりで敵陣に攻め込むなど!」

「そっか。サンキュー。心配してくれてよ」


 でもまあ大丈夫なような気がするけどな。

 まあ直感でしかないんだが。


 俺たちは護神像の口から、すぽんっ! と飛び出す。


「あ、いけね。空飛ぶ対策してなかった」

「ええええええええええええええええええええええええ!?」


 護神像がいるのは、フォティヤトゥヤァの上空。

 俺たちは空中に投げ出されて、一気に下へと落下していく。


「ファイア・ロー……ない! やばい、終わりでありますぅううううううう!」

「大丈夫だって。(ボックス)、オープン」


 (ボックス)とは、この右手、黄金の手に備わった機能のひとつ。

 作った物を収納しておける、まあアイテムボックスだ。


 俺は(ボックス)から、前に作った魔道具を取り出す。

 

「二枚の……マント!?」

「そう。これをこうして……」


 俺はマントを羽織り、もう一枚をヨウに着せる。


「なんでそんな冷静でありますかぁああああああ! おちてるんですよぉおおおおおおおおおお!?」

「うーん、ま、なんとかなるかなって」


 マントをつける。

 すると……


 バサッ……! と風を受けて、俺たちは浮上していた。


「そ、空! 空飛んでるでありますよ!」

「おう、俺が作った魔道具だ。ムササビ外套! 高いところから飛び降りると、こうして風を受けて空を飛べる魔道具さ」


 ふよふよ、と俺たちは空に浮いている。

「く、空中浮揚は……とてつもない高度な古代魔法でありますよ……?」

「そうなん?」

「それを道具に付与するなんて……前代未聞であります……さすがヴィル様……」


 ま、なんかよくわからねえが、とにかく、作った魔道具が正常に働いて、よかった!


「っしゃいくぞ、ヨウ! 空中要塞に突撃だ!」


 俺はムササビがそうするように、びろーんと手足を飛ばす。

 すると凄まじい早さで、俺は前方へと飛んでいく。


 目指すは空中要塞……!


「いや、どうやって中に入るのでありますか……?」

「入口、ひらきっぱなしだろ?」

「ま、まさか……」


 そのまさかだ。


砲台いりぐちが、そこにあるじゃあないか。なあ?」

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 実際に高速で滑空飛行するムササビスーツ馬鹿は最後に着地する時に翼面積不足で十分に速度を落とせないから、パラシュートを使うんだっけ?
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