142.グレードアップ
それから俺は持ちうる全技術を使って、砂漠エルフたちの仮住まいをグレードアップした。
その結果……。
「すごいですヴィル様! 建物のなかに、街ができてます……!」
ポロが目の前の光景を見て歓喜の声を上げる。
石造りの建物がならぶ、美しい街が完成した!
中の人たちが、気持ちよく暮らせるように、設備も充実させた。
24時間風呂の沸いてる公衆浴場、料理が注文すれば無限にでてくる料理店、などなど。
「すごいよおにいちゃん! ここは楽園だよぉう!」
ハオちゃんがぴょんぴょん跳びはねながら言う。
火の勇者ヨウは俺の作った街を見て言葉を失ってるようだ。
「どうかな、ヨウ?」
「…………凄すぎて」
「ほんと~? ありがとな! なか見る? 見ちゃう? しょうがないな、案内するよ!」
ヨウはずっと外の警備をしていたので、中がどんな感じかまだ知らないだろうからな!
『とかいって、単に自慢したいだけじゃないのか? 我が創造主よ』
ポロの腰につけられてる、夜空があきれたように言う。
まあそうともいうな!
「では、お見せしよう……!」
俺はヨウとハオちゃんを連れて、街の中へと向かうのだった。
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