133.一難去って
クラーケンを魔物ボールでゲットだぜ!
ほくほく顔で、俺は幼女達と合流する。
「あの……たすけてくれてありがとう……」
さっきの幼女ちゃんが頭を下げる。
「なんのなんの、こっちこそありがとう。おかげでいい素材が手に入ったぜ」
「……? お兄ちゃん、へんなひと?」
「失敬な。俺は普通だ」
ふるふる、とポロとヨウが首を振っていた。
あ、あれ……?
「ところで……お嬢さん。名前は?」
「ハオ!」
「ハオちゃんね。ハオちゃんどっからきたの? まさか1人で住んでるってわけじゃないよね?」
こくん、とハオちゃんはうなずく。
「みんなで地下でくらしてるの」
「地下! 地下都市か! す、すごい……見てみたい!」
見たことない建造物って、こう、テンション上がるよな!?
「ヴィル様、事情も聞きたいですし、彼女の住んでいる場所へ連れてってもらいましょう」
「そうだな! 地下都市も見たいし! 主に地下都市もみたいし!」
ハオは若干引き気味になりながらも、「やっぱ……へん」といってきたのだった。
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