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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
二章

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133.一難去って


 クラーケンを魔物ボールでゲットだぜ!

 ほくほく顔で、俺は幼女達と合流する。

「あの……たすけてくれてありがとう……」


 さっきの幼女ちゃんが頭を下げる。


「なんのなんの、こっちこそありがとう。おかげでいい素材が手に入ったぜ」

「……? お兄ちゃん、へんなひと?」

「失敬な。俺は普通だ」


 ふるふる、とポロとヨウが首を振っていた。

 あ、あれ……?


「ところで……お嬢さん。名前は?」

「ハオ!」

「ハオちゃんね。ハオちゃんどっからきたの? まさか1人で住んでるってわけじゃないよね?」


 こくん、とハオちゃんはうなずく。


「みんなで地下でくらしてるの」

「地下! 地下都市か! す、すごい……見てみたい!」


 見たことない建造物って、こう、テンション上がるよな!?


「ヴィル様、事情も聞きたいですし、彼女の住んでいる場所へ連れてってもらいましょう」

「そうだな! 地下都市も見たいし! 主に地下都市もみたいし!」


 ハオは若干引き気味になりながらも、「やっぱ……へん」といってきたのだった。

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