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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
二章

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131.救出



 俺はクラーケンを捕まえることにした。

 伸縮自在、かつ再生持ちだなんて……素材として優秀すぎるだろ。


「ヴィル様! 近づいてはなりません! 捕まってしまいます……!」


 クラーケンに捕縛されているポロ。

 忠告ありがとう、でも大丈夫だ。


 敵が俺に向かって触手を飛ばしてくる。

「錬成応用……肉体改造」


 俺はじーさんのハンマーで自分の体をコツンと叩く。

 肉体改造。


 細胞の作りを錬成でかえ、超人的な肉体を手に入れる技術だ。

 俺はクラーケンの触手をよけて、その上に乗っかる。


 そして、そのまま走り出して接近。


「よっこらしょ」


 俺はハンマーでポロを捕まえてる触手をぶったたく。

 スキル、万物破壊。


 触れた物を破壊するスキルだ。

 触手が破壊されると、ポロが自由になる。


 片腕でポロをキャッチして、着地する。

「大丈夫か?」

「は、はい……見事な体捌きでした。すごいです」

「どうもどうも」


 ま、これくらいはね。

 さて……。


「本題はこっからだ」

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