128.次の島へ
翌日、俺たちは砂漠を抜けて、イチノシマの外縁へとやってきた。
「ふぃー……結構かかったなぁ」
俺たちの目的は、ナナノシマにあるミダガハラ火山へと向かうこと。
ナナノシマはここから、6つ島を越えた先にある。
「1つ島を越えるのにもだいぶかかってしまいましたね」
「まあ徒歩で、しかも砂の大地を渡るわけだからなぁ」
あと6つ島を越えるとなると、だいぶ時間がかかると思う。
その間にもナナノシマにあるミダガハラ火山は活発に動いている。
いつまでも、長くこの島の砂漠エルフたちを苦しめるわけにもいかないし、ヨウの聖剣を奪った馬鹿にも、一発お見舞いしてやりたいんだが……。
と、そのときだ。
「だ、誰か助けてぇえええええええええええええ!」
「! 女の子の悲鳴です!」
ポロが二本の聖剣を手にとって、悲鳴のした方へと駆けだした。
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