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【完結】追放された鍛冶師はチートスキルで伝説を作りまくる 〜婚約者に店を追い出されたけど、気ままにモノ作っていられる今の方が幸せです〜  作者: 茨木野
二章

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103.砂蟲


 俺たちは火山のあるナナノシマを目指していた。

 火山が異常気象をひきおこしてるせいで、この南の国は人が暮らせないような島となっている。


「暑いですね……」

「うん。あ、そうだ。これ渡しとくよ」


 俺は(ボックス)のなかから、外套を1枚取り出して、ポロに渡す。


「なんですかこれ?」

「着るとひんやりするやつ」

「はぁ……」


 ポロがふしんがりながらも、俺の出した外套を身にまとう……。


「あ! 涼しい! とても涼しいです!」

「うんうん、よかった」

「氷の魔法でも付与されてるのですか?」

「いや、外気を取り込んでその熱のエネルギーを反転させて、冷気に変換する……ってわからないか」

「はい! でも、これがすごい魔道具だってことはわかります! やっぱりヴィル様はすごいですっ!」


 いやはや、道具を作るのっていいよな。

 こうやって、使ってくれた人が喜んでくれるんだもんよ。


「ヨウ。おまえにもやるよ」


 頭からすっぽりと、外套をかぶっている、火の勇者ヨウ。

 彼女が来ているのは普通の外套。


 この熱気じゃ、暑くてしょうが無いだろう。


「…………」


 ふるふる、とヨウが首を横に振る。


「いいのですか、涼しいですよこれ?」

「…………」


 すたすた、とヨウが無視して進もうとする。

 うーん、照れ屋だからなぁ、あいつ。


 人の居る前じゃ、素顔を見せたくないのか……。


「! ヴィル様! 地中より、何かが近づいてきます!」


 耳の良いポロが誰よりも早く敵の接近に気づいたようだ。

 ごごごお! と地鳴りとともに、そいつはできた。


「ギッシャァアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

「おー……こいつは……」

「……砂蟲サンド・ワーム


 巨大なミミズが、地面から顔を出してきたのである。


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