帝国ルート 5人のメギス
帝国ルートです。メギス目線で少し話が進みます
読みにくかったらすいません!
キナが幻の大地でマガーと戦っている時、アラクスウ帝国、城内のメギスの間にて、5人の最高位魔法使いのメギスが一同に集まっていた。
「それで。報告とはなんだ?青のメギスよ」
メギス達の会話は皆名前ではなくそれぞれの呼称、青のメギスなどと呼んでいる。
体が赤く燃え上がり両腕が真っ赤に燃える皮膚の色をした赤のメギスであるオーガス・ト・メギスは青のメギス、ヒウア・メギスに聞く。
「お前のせいで私はかなり痛い目にあったよ赤のメギス。お前がだいぶ前の個人的な頼みで殺しに行ったドーマの子供。成長して私のことをかなり追い詰めやがったわ!」
「ほう。それはすまなんだな。だがしかし、やられるお前さんも悪いだろう。我らは最高位の魔法使いメギスなのだぞ?逃げかえってくるとはなんとも情けない」
オーガスが言うとメギスの間にいた背中に雷マークのようなものを両肩にさし、体はムキムキ、顔はイケメンのように整った男が
「全く嘆かわしいことよ。いつからこんなにメギスは弱くなったのか。青。お前は少し自分を鍛えた方がよいぞ」
「うるさいわ雷のメギス!あんたは黙っていなさい!」
ヒウアは水魔法で雷のメギスと呼ばれた男を攻撃しようとすると頭に木を刺しており上半身は色黒く下半身は木で作られた体をしている落ちついた顔をした男が
「みっともない真似をするな青。メギスの間にて我らメギスに攻撃する愚かさはいけないぞ」
「うるさい!土のメギス!あんただってあの地龍に向けて放った厄災シリーズの一体、空間の災厄を未だに補足できてないんでしょう?そんなあんたに説教はされたくないわね」
ヒウアは土のメギスと呼ばれた男に言うと土のメギスと呼ばれた男は
「ほう。我に喧嘩をうるのか?ババア」
「あ?やんのか?わかぞう?」
ヒウアと土のメギスが睨み合っているとメギスの間に風が吹き
「皆落ち着きなさい。私達はくだらない争いをするために集まったわけではないでしょう?」
体は幼く、目は細め、体格もそこまでよくなく足も義足のような少女が他のメギス達をいさめる。少女が言うとヒウア、そして他のメギス達は争うのをやめ
「そう。それで良いのです。私達は普通の人間とは異なる選ばれし人間、普通の人間のような低レベルな争いなどするべきではありません」
少女は微笑みながら言うと、他の4人のメギスは大人しく少女の言うことを聞いた。




