キナ覚醒
アルフレが時間を稼いでくれている間に俺も女神様、まぁアルフレがくれた加護をフルにつかえるようにしねえと
俺は目を閉じて神経をとぎすませると
「バカめ!俺の前で目をつぶるとは死にたいのか?愚かな人間よ!」
「キナへの攻撃はさせないわ!」
ゴンズとアルフレの声が聞こえた時俺が目を開けるとアルフレがゴンズの攻撃から身をていして守っていた。
「な!アルフレ!なんで」
「し、仕方ないでしょ。魔法、まにあわないと思ったんだから。ぐふっ!」
アルフレはあおむけに倒れる。
やばいな。傷口は浅いが大量に血が出ている。まさか斬撃をくらったのか?
「へ、へへ。ヘマ、しちゃったわ。ごめんなさい。キナ」
「バカ!そんなことどうでもいい!ミワ!アルフレの治療を頼む!」
俺はアルフレに頼むと傷の治ったシュラがアルフレを担ぎにくる。
「主人。すまない。俺は傷は回復したが正直戦える状態じゃない。歩くのもやっとだ。後はまともに戦えるのは主人とオルゴロスくらいだがオルゴロスは主人の妹の護衛をしなくちゃならねぇ。だから主人。後は任せていいか?」
「ああ。任せろ。俺は必ず勝つ。それだけはほしょうする」
俺はシュラに向けて宣言するとゴンズは笑いながら
「人間風情が俺を倒すなどとありえない話をするな。貴様らの頼みの綱であるアルフレはもはや戦闘不能状態。むしろ勝機がなくなったんじゃないか?」
ゴンズが笑っている間に俺は土属性魔法の最強魔法を無詠唱でゴンズに放つ。
「グランドロック!」
「なっ!く、そがぁ!」
ゴンズは驚きながらも俺の攻撃を避ける。流石戦闘神、この程度なら避けるか。ならば
「エクスプロード!そしてプロテクション!」
ゴンズを中心に火属性上級魔法エクスプロードを放ちこちらに被害がとばないよう防御魔法プロテクションをはる。
「っがぁ!あっちぃな!クソザコがぁ!」
ゴンズは多少の火傷は負っていたがそれほどまでにダメージを受けてはいなかった。
「流石は戦闘神。褒めてやる。だがお前はもう俺がこの女神アルフレイよりいただいた加護の使い方を覚えた時点でお前の負けだ」
「黙りやがれ!俺は!負けねぇ!」
ゴンズは俺に急接近してきたがそれは既に予想済みだ。まさに計算通りというやつよ。俺の目の前にきた時点でやつは爆発し、後方へと勢いよくふきとんだ。
「がっ、はぁ!ぐぁ!」
「これぞトラップ・ボムだ」




