ゴンズの強さ
「師匠!ししょおぉぉぉぉ!」
シュラはうごかなくなったホワッツの手を握りながら叫ぶ。
「ふん。たかだか鬼族如きが1人死んだくらいでみっともない」
ゴンズは泣き叫ぶシュラに言うとシュラは
「主人。すまない。師匠を馬鹿にしたこいつは許すことはできない。だからとっておきを使う。巻き込んでしまったらすまない」
シュラは急に雄叫びをあげはじめると全身の皮膚が赤色に染まっていき、さらに体が大きくなっていく。
これは、なんだ?シュラに一体何が
「あ、るじ。はな、れてく、れ。俺のき、じん、化は理性、がなくなる、から、主人を、巻き込んでしまうかも、しれない」
鬼神化?ザオーガにそんなものがあるとは。この場にいたザオーガのホワッツは死んでしまったしそんなものが本当にあるかどうかきけないしな。
シュラは鬼神化?し体が大きくなりゴンズに殴りかかる。
「くおおおお!」
「は。馬鹿め。的がでかくなっただけの話よ!」
ゴンズはシュラの攻撃を避けた後シュラに斬りかかりシュラの皮膚に攻撃が当たったがゴンズの攻撃はシュラの皮膚を斬ることはなかった。
「な、なにぃ!」
「くおおおおっ!」
シュラはゴンズを殴り、ゴンズを壁に激突させる。ゴンズは
「ば、ばかな。俺の攻撃がたかだか鬼風情に」
「ばか、は、きさま、の方、だ。俺の鬼神化は、おにの、かみと、かいて、鬼神、だ。今の、俺も、鬼神、なのだ、よ」
シュラは壁にもたれかかるゴンズに対しさらに追いうちをかけるとゴンズはシュラの攻撃を避け
「どうやらたかだか鬼だからと舐めていたのがだめだったようだ。やるからにはちゃんとやらないとな。俺のこういうところは本当にダメだよな。反省反省」
ゴンズは1度呼吸を整えた後にもう一度シュラに斬りかかる。
「ごぉぉぉぉ!」
シュラはゴンズの攻撃に対し拳で殴りかかるが今度はさっきと違い、見事にゴンズの手にきれめができる。
「がぁぁぁぁぁぁ!」
「そう何度も同じ手が通じるほど戦闘神は甘くはない。絶対必中の攻撃であろうと俺はその攻撃に対して手を抜いたりはしない。敵が俺が斬ることに値する敵であるならばな」
ゴンズに腕を斬られた後、シュラはあまりの痛さなのか鬼神化?がとけ元の人型に戻る。
「一撃でもとの姿に戻るとは根性の鬼族だ。やはりそいつはきょうざめだ。さ、キナ・ドーマ、アルフレイ。かかってこい」




