休息
「どうする主人。土のメギスも倒したことだならヨトリを待つか?」
チドラは俺に言うと俺は少し考える。今は休むべきかどうか。土のメギスは簡単だったからまだいいが次のメギスはこうもうまくいくとは限らない。どうしたものか。オルゴロスは魔力がからからすぎているのか見るからにやばいしシュラ達も連戦での疲れがでている。
「兄様。休める時に休んだほうがいいと思いますわ。チドラとオルゴロスにだけ頑張らせすぎては私達がいざ戦う時になったら対処できないのが必然的にわかりますわ。だからここで休みましょう」
ミワは俺に提案し俺は
「そう、だな。ミワの言うことはもっともだ。しばらくここで休む!だが俺は先に次のとこに行って様子を見てくるからお前らはゆっくり休め」
俺はオルゴロスに近づきかなり多めに魔力を注ぎ、次の部屋に行こうとする。
「ま、待ってくれ、主人。主人が行くなら俺たちも」
シュラが立ち上がって俺に言うと俺がシュラに何かを言うまえにチドラがシュラの前に立ち
「だめだ。貴様は休め。城に入る前に戦ったピンク髪の女に相当やられているんだろ?」
「ぐっ。だが俺は青のメギスと土のメギスを倒すことには貢献出来ていない。主人達にはザオーガの仇をとらせてもらった恩義がある。だから俺は死んででも主人に」
シュラが死んでもとかふざけたことを抜かしたので俺はぶん殴ってやろうかと思えばシュラの隣にいたホワッツが
「若。そのようなことを簡単におっしゃらないでください。残されたものがどんな気持ちでいるか若が1番おわかりのはず」
「・・・わかっている。だが師匠!」
シュラが喋っている間にチドラはシュラの背後をとり、シュラを気絶させる。
「が、」
「少し寝ていろ。その方が頭も冷えるだろ」
「すみませぬ地龍様。おてをわずらわせてしまい」
「構わないさ。それより我と主人で先行するからオルゴロス。ジュナ。みんなを頼むぞ」
チドラはオルゴロスとジュナに言うと2人は首を縦に振って頷く。
「それでは主人行こうか」
「待って!」
チドラと俺が先に進もうとするとアルフレが俺たちに向かって叫び
「私も連れて行って」
「アルフレ。お前は狙われているんだ。ならばみんなといた方が」
いや狙われているなら俺たちといた方がいいのか?
「どうするチドラ?」
「我は主人に任せる。だがアルフレは確かに連れて行った方がいいかもしれないな。狙われているそうだからな」




