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破滅転生〜女神からの加護を受けて異世界に転生する〜  作者: アークマ


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アルティメット・ゴーレム

「はっ!アルティメット・ゴーレム、ねぇ。どうりでこの部屋だけ地面が空いていたわけだ」


 チドラは土のメギスに言うと土のメギスはニヤリと笑う。

 この土のメギスと戦っている部屋は先ほどの青のメギス、ヒウアのいた部屋と違って入り口と出口以外は地面の土が丸見えだった。


「ご名答。全てはこのアルティメット・ゴーレムの実験のため。本来なら貴様らを追いつめ動けなくなるまで痛めつけた後にこれを使おうと思っていたが致し方あるまい。貴様らが我を怒らせるから悪いのだぞ」


 土のメギスはチドラ、オルゴロスに対し言うとチドラは


「ごたくはいいからとっととかかってこい。口だけメギス」

「バカにしやがって!死ねやぁぁぁぁぁぁぁ!」


 ゴーレムのパンチでチドラおし潰そうとするとチドラはそれをうけとめ


「この程度か?」

「そんなわけなかろうがぁぁぁぁぁ!」


 土のメギスはゴーレムのパンチにさらに圧力をかけチドラを潰しにかかる。チドラは


「ふ。やればできるじゃないか。これなら少しくらいは本気をだしてやれそうだ」


 チドラはゴーレムのパンチをおしかえした後にゴーレムの足の部分にまで移動し


「オルゴロス!」


 チドラはオルゴロスに向かって叫ぶとオルゴロスはチドラのいる場所を見てなんとなくやることを察したのか、チドラとは逆の足部に移動する。


「バカめ!このゴーレムの体は硬いのだ。さっきので理解しただろう!地龍!」

「はん。この程度で硬いとは笑わせてくれる。我ら龍種の鱗の方がまだ硬いわ」


 チドラはゴーレムの片足をぶん殴って破壊し、オルゴロスは空間魔法でもう片方の足を切断する。


「ば、ばかなぁ!我の!我の最高傑作たるゴーレムの足をいとも簡単にぃぃぃ!」

「まぁ人間にしては頑張った方だ。相手が悪かったとだけ言っておいてやろうか」


 チドラは土のメギスのいるゴーレムの核にまで一気に近づくと


「さて。お前の奥のてはもう潰してやったしお前ともはや遊ぶ気もない。とどめをさしてやる」

「おのれ!おのれおのれおのれぇぇぇ!地龍アースラァァァァ!」


 土のメギスはチドラに向かって叫ぶがチドラは遠慮なく土のメギスをボコボコにしまくり殴り続けて数分後に土のメギスは動かなくなった。


「すまねぇなオルゴロス。我がとどめさしちまった」

「構わない。私はもう魔力がギリギリだからな。主人に多少は魔力を注いでもらったとはいえ最後のあれでもうかつかつ、だ」

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