アクア・ガン
「アクア・ガンズ!」
ヨトリは水魔法を放ち、ヒウアは全てを氷魔法で防ぐ。
「ちっ!」
「確かに多少は成長はしたかもしれないけどまだまだねー。あなたなら私を倒せる可能性があると思ったんだけど私の見込み違いだったかしらねぇ」
「うるさいわ。あんたくらい楽勝よ。私は才能はあるんだから。でもあなたを殺すとウォルトの体がどうなるかわからないわ。だから手加減してるの?おわかり?」
ヨトリはヒウアに言うとヒウアははなで笑いながら
「あらあら余裕ね。なら少し追い詰めてあげようかしら」
ヒウアは氷魔法をヨトリの頭上に固定し
「くらいなさい。氷の雨!」
ヨトリはヒウアの氷魔法を避けながら
「アクア・キャノン!」
ヒウアの体に水の塊をぶつける。
「っぐ!」
「こうやって衝撃を与え続ければウォルトも流石に起きるでしょ。あんたの中で寝ているウォルトがね」
「は、はは。ウォルトは死んだと伝えたはずよ。体の主導権は完全に私にあるわ」
「体の主導権は完全に私にあるとか言う時点でウォルトは生きてるって言ってるようなもんよくそばばあ。おわかり?」
ヨトリはヒウアに対し挑発しながら言うとヒウアは少しイラついたのか氷魔法をヨトリに向けて何度も放つ。
「アイス・ラッシュ!」
「ウォーター・シールド!」
ヒウアの氷魔法をヨトリは水の盾で防ぐ。
「ちぃ!私の気まぐれで水魔法を覚えたくせに!」
「そうだな。確かにババアの気まぐれで私は水魔法を覚えた。いやあんたは私かウォルトのどちらかを器にするために育てた。でなければ器としては使えてもその肉体で魔法を使うにはかなりの時間がかかるから」
「よくわかってるじゃない。でないとあんたら小汚い小娘2人を私が拾って育てるわけないじゃない。全ては私が若い肉体を手に入れ青のメギスとして生き続けるためよ!」
ヒウアは氷魔法を放ちながらいい、ヨトリはヒウアの攻撃を避けながら
「あんたはもう眠るべきよ。新しいメギスには私がなってあげる。だから死になさい」
ヨトリはヒウアの頭に向けて水魔法で強い衝撃を与えてヒウアを気絶させる。
「ヨトリ!」
「あら。キナ。今更きたの?もう終わったわよ」
「終わったって。お前の友達は戻ってきたのか?」
俺はヨトリに聞くがヨトリは
「・・・正直かけね。もし次目覚めてもあのおばさんのようならもう、ウォルトを眠らせるために殺した方がいいのかもしれない。私はウォルトが目覚めることをいのるばかりよ。そのためにわざとアクア・ガンに魔力をかなり注いで撃ったんだから」
ヨトリはウォルトが目覚めるまでウォルトとのことを話すことにしたようだ。




