帝国最強クラリアス・ローロー
「な、に。ば、ばかな!我の!我の片腕がぁぁぁぁぁぁ」
「片腕で許してやるから死にたくなければ去れ。俺たちの目的はメギスどもだ」
ステラは片腕を失いながらも俺たちの前にたち
「た、たとえあんなくそメギスどもでも帝国の人間。であれば守るのが騎士道。片腕を失おうとも我は、我は」
「お前のような弱き騎士はいらぬ。それにメギス様をないがしろにするやつなど死んでしまえばよい」
ステラの背後から誰かがステラを上半身と下半身に体を両断する。
ステラは体がわけられた瞬間即死で動かなくなり、ステラの背後にいた鎧を着た騎士は片腕には長い大剣、もう片腕には斧という異色なスタイルだった。
「俺様の名はクラリアス・ローロー。帝国三騎士最強の男だ」
クラリアスと名乗った鎧を着た男は俺たちに言うと俺は
「てめぇ。ステラは仲間だろ?なぜ殺した?」
俺はクラリアスにきくとクラリアスは大爆笑で笑いながら
「面白いことをいう。仲間ぁ?こんなやつが?仲間なんて一度も思ったことはねぇよ。帝王がこいつらは新たな帝国騎士だというから仕方なく従っていたが新しくなった大臣殿が今の帝国騎士は仲良しこよししなくていいってよ。もう最高だったね!だからメギス様がマガーのやつをお前らのところに捨て駒でおくってくれた時も腹抱えて笑ったもんさ!そして今はこうして1番弱いステラを始末することもできた!新たに帝国騎士をつくるのはこの俺様が選んだ強気者たち」
「お前はもうその汚ねえ口を開くんじゃねえ」
俺は鬼剣でクラリアスに斬りかかるとクラリアスは斧の方で俺の鬼剣を受け止めたが俺は鬼剣でクラリアスの斧ごと斧を持っていた腕を切断する。
「な、な!」
「それが遺言でいいか?」
俺はクラリアスに接近し、体の部分を狙うとクラリアスは後方に下がってよける。
「ぐ。この、クソガキがぁぁぁぁ!よくも!よくも俺様の片腕を!」
「ふん。みっともない取り乱し方だな。これで帝国騎士最強とは笑わせてくれる。これならまだジュナの方が強いな」
俺がジュナという名前を出すとクラリアスははぎしりしながら
「どいつもこいつもジュナジュナジュナジュナ!俺様の方があいつより強いんだ!ジュナよりも上のSランク冒険者よりも!俺様の方が!」
「黙れ。もう口を開くな」
俺はわめいているクラリアスに対し鬼剣で片足を狙って切断する。
「ぐぁぁぁぁぁぁ!」
「また避けたのか。さっさとやられればいいものを」
俺がクラリアスを見下しているとチドラが
「主人。何をそんな怒っているのですか?珍しい」
「俺はこいつのような仲間を仲間とも思わない奴を見ていると虫酸がはしる。だからこそこいつは殺す。こいつは害悪だ」




