マムラ残る
ホワッツが避けたはずの斬撃がホワッツを追尾していた。
「うぐっ!」
「あーらら。やられなかったの?めんどくさいなー。私早く仕事を済ませたいのに」
ピンク髪の女はホワッツに言うとマムラは背後からピンク髪の女に
「後ろがガラ空きよー。人間」
「ガラ空き?何のこと?」
マムラはピンク髪の女を背後から攻撃したが見えない何かに阻まれてマムラの攻撃は届かなかった。
「え!」
「お前の方がガラ空きだよ鬼の亜人」
ピンク髪の女はマムラに斬撃を放つとマムラは避けたはずなのにまた追尾してマムラの体に斬撃があたる。
「うぐっ!」
「気安く私に攻撃を当てれると思わないことね。私は神に選ばれた女なんだから」
「神に選ばれた女ぁ?この世に神がいるならよぉ。私達の里をあんなクズみたいな男に襲撃させないだろうね!」
マムラはまたピンク髪の女を攻撃したがピンク髪の女は
「全く。学習しない鬼ね!」
ピンク髪の女はマムラの攻撃をとめると
「シュラ!ホワッツ!ジュナ達を連れて先に行って!私はあれを使うから。はやく!」
マムラはホワッツとシュラに向かって叫ぶとシュラは
「まさかあれを使う気か!あれは俺の鬼神化よりやばいんだぞ!お前が元に戻れるかもわからんし」
「ふふ。心配してくれてありがとう。でもこいつはとうしちゃいけない。アルフレを渡しちゃいけないって私の中の何かの感的なものが言っているの!」
マムラはシュラに言うとホワッツが
「若。ここはマムラに任せるんじゃ。わしもやつの言葉に同意じゃ。やつはなぜか放っておいては危険な気がするのじゃ。アルフレを渡すのも危険な気もする。確かに若の言う通りマムラがあれを使えばやばいが仕方ないのじゃ。それしかおそらく手はない」
「何言ってんだ師匠!俺たちで力を合わせればやつに勝てるさ!それに師匠が負けるはずないだろ!」
シュラはホワッツに言うがホワッツは首をふりながら
「ダメじゃ若。わしでは奴に勝てる気がしん。だからマムラに任せるんじゃ」
「・・・すまない。マムラ」
「謝るんじゃないわよ。らしくないし気持ち悪いわ。あんたはザオーガの頭になる男なんだから胸はってなさい。それに私は死ぬ気はないから。いきな!」
マムラが言うとシュラ達はギルドに走り込んでいき、ピンク髪の女はそれを見逃す。
「わざわざ見逃すなんて。私なんて眼中にないってことかしら?」




