地上部隊 鬼極炎
「うぐっ!」
「へ!今のは入ったよなぁ!骨が砕けたよなぁ!なぁ!ザオーガの赤鬼!」
「片腕くらいくれてやるさ。でないとお前は何もできないカスになるからな」
「ぬかせ!さっきから俺の攻撃を防御することしかできてないくせによ!」
カジキはまたハンマーをふりおろそうとする前にシュラはカジキの両手を鬼剣できりおとす。
「な、なぁ!」
「これくらいは造作もない。むしろ加減してもこれだ。お前と俺にはそれだけの差がある。調子にのるやつほど自分が勝てると思えば隙だらけになるからな」
シュラはカジキに言うとカジキは不敵に笑いながら
「ふ、ふふ!ははは!はっはっは!俺がこの程度で負けるとでも?確かに驚きはしたが俺はもう昔の俺じゃないんでな」
カジキは「ふんっ!」とりきむとシュラが切断した両手が再生する。
「は?」
「ふ、ふふ!その顔!そのまぬけづら!それが見れただけでもいい気分だ!俺様はザオーガをかりまくったんだぞ?ザオーガは死んだらドロップするアイテムはなんだっけ?」
シュラに問うように聞くカジキ。
「お前、まさか鬼玉を?」
「そうだよ!てめぇらの中で1番偉そうだったジジイの鬼玉を体内に取り込んだんだよ!おかげさまで2年ぐらいは寝込んだが俺様の体は順応し、こうして最高の回復力をみにつけたんだよ!」
カジキは再生した手でシュラに殴りかかるがシュラは鬼剣でカジキの手をまた切断し
「ならお前の体を消し炭にしてしまえば流石に再生できないよな!」
「消し炭にするだぁ?できるもんならしてみろや!」
シュラは一度距離をおくとカジキは距離をとるシュラに近づき、背中のハンマーを握る。
「砕けろやぁぁぁぁぁぁ!」
「鬼術・鬼極炎」
シュラは鬼術カジキに向けるとカジキの体全身が炎に包まれやける。
「な、あ、がぁぁぁぁ!」
「そのまま自分の罪を噛み締めながら燃えちるといい」
「は、が、はは。わす、れたか!俺、様は何度でも、さいせい、する」
「俺の鬼術、鬼極炎は対象を完全に燃やしきるまでその炎は燃え尽きることはない。だからお前の罪の分だけ燃え苦しむがいい」
カジキは体の皮膚が再生したかと思うとその皮膚がまたもう始める。
「な、ぁ、がぁぁぁぁ!こ、こんな、ことの、為に、俺様は、再生力、回復力を得た、わけじゃ」
カジキは炎に苦しみながらいいそのまま地面を転がり回る。
「お前が斬っても斬っても死なないならこうするしかなかろう。それじゃさらばだ」




