帝国潜入!
「さて帝国に着いたはいいがどうする?」
俺たちキナ隊は帝国の空につくと俺は他の奴らに相談する。それぞれの意見は
サラスコは特攻
チドラは近くにまで潜入
オルゴロスはチドラと同じ
ヨトリは入れればどうでもいいらしい。
「サラスコ。お前特攻って案おかしくねぇか?」
「え?何がおかしいドラ?普通ドラよ?」
いやいやなんで飛ぶ本人が特攻とか言うんだよ。おかしいだろ。
「主人。龍族の鱗は硬いですから城くらいのものなら体当たりしても問題ないかと。ただ魔法がぶっ放されてくればやばいですがね」
オルゴロスは俺に言うがいや万が一もあるし特攻は俺らも巻き込まれるからだめだろ。
「特攻は却下だ。それでチドラとオルゴロスの意見をくんで地上部隊のジュナ隊が来るまで待つ方が俺はいいと思う」
俺が意見を出すとオルゴロスとチドラが
「であるなら城の兵達を我らでうけおい。ジュナ達が潜入しやすいようにしようではないか。そうすれば城に攻める時も楽であろうしな」
「そうですね。今回はチドラの意見に賛成です」
オルゴロスがチドラの意見に賛成するとチドラはオルゴロスの髪をわっしゃわっしゃ掴みながら「照れるな照れるな」という。
「よし。じゃそれで行こう。それじゃ」
「どーんっ!」
チドラは思いっきり城壁に土魔法の岩の塊をぶつける。
チドラの魔法で城壁に穴が開くと城の中から兵士達が現れチドラはサラスコの背から降りると帝国城の前に立つ。
「それじゃリハビリがてら派手に暴れようか」
チドラは城から出てくる兵士達を全てボコボコにしていき俺たちもチドラに加勢して城の兵士達を戦闘不能状態にまで追い込んだ。
サラスコはどこか遠くで龍から人間体に戻らせて俺たちのいる城の近くにまで戻るように命じた。
「あちらが騒がしいな。ジュナ」
地上部隊のジュナ隊は空からキナ達が城まで飛んでいくのを見た後に帝国に潜入し、ギルドに向かう。
「ええ。キナ達はいい動きをしてくれているわ。おかげでこうして帝国に簡単にはいりこめたわ」
ジュナはシュラに対していう。シュラとマムラ、ホワッツの3人は鬼封じの仮面でザオーガの特徴を隠し、人間に紛れながらジュナ達と潜入する。
「ジュナ。お前は別に堂々と入ればいいんじゃないのか?」
シュラはジュナにいうとジュナは
「今の帝国は私がいなくなってから奴がしきってるから私を狙うだろうからこうして潜入した方が楽なんだ。今は昼時だから多分やつはギルドの中で呑気に酒でも飲んでるはずよ」




