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破滅転生〜女神からの加護を受けて異世界に転生する〜  作者: アークマ


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225/270

いざ帝国へ!

 俺は屋敷の外に出ると集まっている亜人達やジュナ達が勢揃いで俺を待っていた。


「皆。こんな大事な日に寝過ぎてしまい申し訳ない」

「主人の寝すぎは今に始まったことではないが今日くらいは早起きして欲しいものだ」


 チドラは呆れながらいう。いやー。ほんと申し訳ない。


「すまなかったな。昨日一日中休めたはいいが暇すぎて寝すぎたら夜ふかししてしまってな」

「主人は夜ふかししてもしなくても変わらない。だからそんな言い訳をしなくてかまわん。早く帝国攻めをするためにみんなを鼓舞しろ」


 チドラは俺にいうと俺は一度咳き込んだ後に帝国に攻めに行く主戦力である亜人達に対し


「みな!今日はよく集まってくれた!一昨日の会議の通り俺たちは今から帝国に攻めようと思う!そして地上部隊をジュナ隊とし、空中からサラスコの背に乗って攻める部隊を今からキナ隊とめいめいする!それぞれやることを終えた後に皆またこうして幻の大地に集まろう!では俺たちのしょうりのために!」


 俺のコールで皆手を上げて「おー!」と叫ぶ。


「それじゃ幻の大地から出てシソンタウンから帝国に向かう。帝国にはジュナ隊はジュナの案内のもと向かう。俺の隊は空中からヨトリの案内で向かう。では皆また会おう!」


 俺が最後に皆に言うとオルゴロスは空間魔法で巨大な穴を作り、シソンタウンまで俺たちを含む帝国へと向かう奴らを転移させシソンタウンに着いた後ジュナ隊は急いで帝国へと向かい、俺たちもジュナ隊が向かった後サラスコが赤龍になり空から帝国へ向かう。

 ちなみにジュナ隊はどうやらオルゴロスが先日に帝国近くまでジュナと行っていたらしく空間魔法で転移して帝国入り口まで向かい俺たちは空から侵入した後に地上部隊は攻める手筈だ。


「それじゃサラスコ。城までは頼むぞ」

「任せるドラ。私の腕の見せ所ドラね!」


 サラスコは張りきりながら俺たちにいう。迷惑をかけた分俺たちの役に立てるのが嬉しいんだろうなきっと。


「サラスコ。私が必ず守るから安心して城まで飛んでくれ。もし私に何かあってもチドラもいるから大丈夫だ」


 オルゴロスはサラスコに言った後にチドラが胸をぶるんっ!と張りながら


「そうだ。我に任せろ。もしサラスコに怪我をさせる奴がいればそいつは骨も残さずにボコボコにしてやる」


 チドラは腕をグッとたてていい、サラスコは「ありがとうドラ!」と言った後に俺たちはサラスコの背にのり帝国の城へと向かった。

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